設計者のためのドキュメント計測
ClearDocは、計測対象のドキュメントファイルを読み込み、日本語の一文単位であいまい度を算出し、結果をMicrosoft Office Excel形式で出力する。読み込めるファイル形式は、Microsoft Office Word、Microsoft Office Excel、Microsoft Office PowerPoint、XML、そしてテキストファイルだ。ドキュメント中に図表や画像がある場合はそれを除外し、文のみを計測するようになっている。
通常、ドキュメントのレビューを行う際、最初から目を通して、各ページをチェックしていくが、何百ページもあるドキュメントの場合レビューをするだけでも時間がかかってしまう。ClearDocの計測結果では、あいまい度の高い文から表示され、その原因を推測し、対策を文で示するため、修正すべき箇所の判断をすばやく行うことができる。計測のための操作画面をいくつか紹介しよう。
計測対象と結果出力フォルダの選択
あいまい度を調べるには、まず計測対象のドキュメントがあるフォルダと、結果出力を行うフォルダを選ぶ。
計測対象ファイルの選択
計測対象フォルダの指定が完了すると、その中のファイル一覧が表示されるので、計測したいファイルを選択する。計測と同時にグラフの結果も出力したい場合は、[グラフも出力する]をチェックして[計測実行]をクリックする。
あいまい度の高い文から結果表示
計測結果は、Excel形式で出力され、ファイルを開くと、[あいまい度指数]の高い文から順にリストアップされる。
あいまい度の要因をガイド
文ごとに、あいまい度が高くなる要因をガイドする説明文も表示される。
原文の該当箇所を参照
[原文検索]では、計測結果ファイル内の文を選択することで、原文の該当箇所を参照できる。
[原文検索]で原文のファイルを開くと、該当箇所が選択された状態になる。