第三者にも開放されているGREEの開発運用プラットフォーム
グリーで使っているソフトウェアは下図のとおりで、アプライアンスサーバーなどは使わない99.9%がOSSのシンプルな構成。要所要所では、C言語によるエクステンションや簡単な分散ストレージサーバーを自作して、パフォーマンスを向上させているそうだ。

このような技術にもとづくプラットフォームの一部が「GREE Platform」としてサードパーティ向けに開放されている。現在、グリーで内製しているソーシャルゲーム6つに対し、サードパーティによるゲームが60ほどあり、各社による利用が進みつつあるようだ。
エンジニアにとってソーシャルアプリ業界とは
エンジニアは企画者でも、プログラマでも、ディレクターでもあり、「リリースサイクルが短く、毎日が定期リリース」というグリー。
セッションの後、藤本氏にエンジニア視点でのソーシャルアプリ業界の展望を聞いたところ、「極論すると、前提としてソーシャルアプリ開発はつぶしがきかない技術ではないので、参入の敷居はすごく低いと思う。例えば、1つのアプリを作る立場でも全方位的な知識が必要となり、技術的なチャレンジは尽きない。どのみちすべてキャッチアップしていく必要があるので、どこか1つ強みがありベースのスキルがある方であれば十分やっていけると思う。プロダクト面でもテクニカル面でも経験できることがたくさんある。単純に流行りものだから嫌だという心理はあると思うが、我々もこのような盛り上がりの渦中にいられて非常に幸運だと感じているし、日々後悔しないようにチャレンジしていきたいと考えている。そのような技術・熱意のある方は、既存の業種を問わず、積極的に我々に加わってきて欲しい」と見解を述べた。
今、一番技術的にチャレンジしてみたいことは「大規模サーバー群を一人で管理できる夢のフレームワーク構築」だと語る藤本氏。同じような大志を胸に秘めたエンジニアの方は、ぜひチャレンジしてみると面白い業界ではないだろうか。
