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MS、Windows Azureを機能拡張し、IaaSをサポート

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2013/04/17 14:58

 日本マイクロソフトは17日、Microsoft Windows Azureの機能拡張として「インフラストラクチャ サービス」の一般提供開始を発表した。仮想マシンや仮想ネットワークをWindows Azure上で運用可能にするサービスで、従来PaaSレイヤーを中心に提供してきた同クラウドサービス群にIaaSの選択肢が新しく加わることになる。

 仮想マシンはWindows Server 2008 R2/2012(ともに64ビット版)の他、Ubuntu、openSUSE、SUSE Linux、Cent OSといったLinuxディストリビューションもサポート。ギャラリーに用意されたテンプレートから目的の仮想マシンを選択することで簡単にイメージを作成できる。仮想化技術のHyper-Vがベースとなっており、仮想ディスクのイメージファイル(VHD)に互換性があるため、オンプレミスで稼働しているシステムをそのままWindows Azureに移行することも可能。SLAは99.95%。

 仮想ネットワークはWindows Azureのデータセンター内にユーザー独自のネットワークを構築する機能。グラフィカルなUIで設定を行い、ゲートウェイのIPアドレスや共有キーをオンプレミス環境のルータに設定するだけで、簡単にVPN接続を実現できる。SLAは99.9%。

 今回の機能拡張によって、クラウドとオンプレミスでよりシームレスなハイブリッドクラウドを実現できるようになった。運用管理コストを低減するPaaS、構成の柔軟性を確保できるIaaS、それぞれのメリットをニーズに合わせて享受できる。

 また、料金の値下げが同時に行われ、インフラレイヤーなどの機能面で差別化しにくいコモディティサービスは、競合他社と同価格帯で提供していく意向を示した。ギャラリーから選択できるサーバー製品はインスタンス料金にライセンス料が含まれており、それ以外のMicrosoftサーバー製品については、ライセンスモビリティーの権利でライセンスを持ち込むこともできる。

 ハイスペックなメモリ集中型インスタンス(4コア/28GB、8コア/56GB)も新規に提供され、既存システムからの移行検証用途を想定して、MSDNや認定パートナープログラムに50時間の同インスタンス使用特典が追加されている。

 
【関連リンク】
Windows Azure
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