SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

DeveloperZine(デベロッパージン)- エンジニアの意思決定を支える技術情報メディア ProductZine

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

徹底解説JsRender/JsViews

JavaScriptテンプレートエンジンJsRenderのテンプレートの合成

徹底解説JsRender/JsViews 第3回

if/elseを使ったテンプレートの合成

 {{include}}と同様に、{{if}}や{{else}}から外部テンプレートを呼び出せます。{{if 条件式 tmpl="テンプレート名"/}}と記述し、条件式が真の場合、テンプレート名に指定したテンプレートを参照します。

 {{if 条件式 tmpl="テンプレート名"/}}は{{if 条件式}}{{include tmpl="テンプレート名"/}}{{/if}}と同義です。

 {{else}}の場合も同様に、{{else tmpl="テンプレート名"}}もしくは、{{else 条件式 tmpl="テンプレート名"}}と記述します。

 {{if 条件式 tmpl="テンプレート名"/}}の例を示します。

[リスト8]ifから外部テンプレートを参照(JsRender3_sample6.html)
<script id="itemTemplate" type="text/x-jsrender">
  <b>名前:{{>name}}</b><br/>
  <br/>
  住所:<br/>

  {{!-- showAddressプロパティが真の場合、addressTemplateを参照 --}}
  {{if showAddress tmpl=addressTemplate/}}<br/>
</script>

 次に、ifとelseを使った例を示します。

[リスト9]if/elseから外部テンプレートを参照(JsRender3_sample7.html)
<script id="itemTemplate" type="text/x-jsrender">
  <b>名前:{{>name}}</b><br/>
  <br/>
  住所:<br/>

  {{!-- showAddressプロパティが真の場合、addressTemplateを参照 --}}
  {{if showAddress tmpl=addressTemplate}}

  {{!-- それ以外の場合、"#noAddressTemplate"を参照 --}}
  {{else tmpl="#noAddressTemplate"}}

  {{/if}}
  <br/>
</script>

 この例で、{{if}}と{{else}}の右二重ブレース}}の直前に/は必要ありません。{{if}}には対応する終了タグ{{/if}}がありますし、{{else}}には終了タグが不要です。

図5:if/elseを使ったテンプレートの合成
図5:if/elseを使ったテンプレートの合成

forを使ったテンプレートの合成

 {{for}}の中に外部テンプレートを指定できます。{{for 配列へのパス tmpl="テンプレート名"/}}と記述します。

 {{for}}を使ってテンプレートを合成する場合、テンプレート名に同じテンプレートを指定できます。こうすることで、再帰的な構造を持つデータモデルからテキストやHTMLの生成が可能です。

[リスト10]forから外部テンプレートを参照(JsRender3_sample8.html)
<script id="itemTemplate" type="text/x-jsrender">
  <li>
    {{>name}}
    {{if childNodes}}
      <ol>
        {{for childNodes tmpl="#itemTemplate"/}}
      </ol>
    {{/if}}
  </li>
[リスト11]再帰的な構造を持つデータモデル(JsRender3_sample8.html)
var items = [{
    name: "item1",
    childNodes: [
      { name: "item1-1" },
      { name: "item1-2" },
      { name: "item1-3",
        childNodes: [
          { name: "item1-3-1" },
          { name: "item1-3-2",
            childNodes: [
              { name: "item1-3-2-1" }
            ]},
          { name: "item1-3-3" }
      ]},
    ]
  },{
    name: "item2",
    childNodes: [
      { name: "item2-1",
        childNodes: [
          { name: "item2-1-1" },
          { name: "item2-1-2" }
        ]},
      { name: "item2-2" },
    ]
  }];
図6:forを使ったテンプレートの合成
図6:forを使ったテンプレートの合成

 {{if}}や{{for}}は{{include}}と同様に、外部テンプレート名をデータモデルで指定することや、コンテンツを参照する外部テンプレートを参照できます。

 必要に応じて、これらの機能を組み合わせたテンプレートを定義するとよいでしょう。

まとめ

 今回はテンプレートを合成する方法を見てきました。{{include}}や{{if}}などにtmpl="テンプレート名"を指定することで、外部テンプレートを参照できます。

 外部テンプレートを使うと、テンプレートを簡潔に定義できます。また、再帰的なデータモデルを扱ううえでテンプレートの合成は欠かせません。

 次回は引き続き、JsRenderの高度な機能を紹介します。

参考資料

この記事は参考になりましたか?

連載通知を行うには会員登録(無料)が必要です。
既に会員の方はを行ってください。
徹底解説JsRender/JsViews連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト やましぎ(ヤマシギ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7450 2013/11/19 14:00

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー