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Scott Guthrie氏 Blog翻訳

Azure:仮想マシン、Machine Learning、IoT Event Ingestion、Mobile、SQL、Redis、SDKの改良

連載:ScottGu's Blog翻訳

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 本稿は、Scott Guthrie氏のブログを、氏の許可を得て、翻訳、転載したものです。米Microsoft社の副社長で、ASP.NETやSilverlightの開発チームを統率する氏のブログでは、次期製品を含む最新の技術をいち早く紹介しています。

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 原典:Azure: Virtual Machine, Machine Learning, IoT Event Ingestion, Mobile, SQL, Redis, SDK Improvements

Azure:仮想マシン、Machine Learning、IoT Event Ingestion、Mobile、SQL、Redis、SDKの改良

 先月、Microsoft Azureに機能強化を数多くリリースしました。例えば、以下のものがあります。

  • 仮想マシン:プレビューポータルサポートおよびSharePointフォームの作成
  • 機械学習:新しいAzure機械学習サービスのパブリックプレビュー
  • イベントハブ:新しいAzure Event Ingestionサービスのパブリックプレビュー
  • Mobile Services:.NETおよびSignalRサポートの一般公開
  • 通知ハブ:価格値下げと新機能
  • SQLデータベース:新しいGeo-Restore、Geo-Replication、監査サポート
  • Redisキャッシュ:キャッシュサイズの拡大
  • ストレージ:ゾーン冗長ストレージのサポート
  • SDK:数多くの素晴らしいVSおよびSDKの改善

 上記の新機能はすべて現在使用可能です(プレビューのものもあります)。以下は詳細になります。

仮想マシン:新しいAzureプレビューポータルサポート

 今年の初旬にあった//Buildカンファレンスで、新しいAzureプレビューポータルをプレビューしました。これにより、すべてのAzureリソースを1つの管理ポータルに集結させることができ、新しいAzure Resource Manager(複数のAzureリソースを1つのアプリケーションとして管理)を使用して、Azureプラットフォーム上でクラウドアプリケーションを簡単に構築できるようになります。ポータルの初回プレビューでは、Webサイト、SQLデータベース、ストレージ、Visual Studioオンラインリソースをサポートしていました。

 この1か月間で、プレビューポータルを拡張し、仮想マシンもサポートするようにしました。ポータルを使用してスタンドアロンのVMを作成したり、リソースグループに複数のVM(およびPaaSサービス)をグループ化したりして、1つの論理エンティティとして管理することができます。プレビューポータルを使用して、これらのリソースの課金および監視に対して深く分析したり、ポータルをカスタマイズして、データ表示を調整することができます。Azureの既存のお客様でしたら、http://portal.azure.comから新しいポータルをすぐに使用していただけます。

 以下は、動作中の新しいポータルのスクリーンショットです。サービス/地域の状態を示すサービスダッシュボードは、サブスクリプションに関する請求データとともに、ポータルの左上に表示され、Azureのサービスの状態と使用状況が非常に簡単に確認できます。以下のスクリーンショットでは、“scottguvstest”という名前で実行されているVMがあり、そのタイルをクリックすると右側に統合されたパフォーマンス監視の使用状況データが含まれた追加詳細情報の“ブレード”が表示されます。

 VMの初期“ブレード”は、一般的なメトリクスの概要ビューを提供します。タイトルをクリックすると、より詳細な情報を得ることができます。

 例えば、以下では、VMでCPU監視タイトルをクリックしたところ、過去数日間のCPU使用率についてより詳細な情報がMetricブレードで表示されました。“Add Alert”コマンドをクリックすると、VMのCPUが95%以上になった際に、自動的にアラート(とメール)が送られる設定を行えます。

 以下のスクリーンショットでは、VMブレードで“Usage”タイルをクリックしたので、利用可能な異なるVMサイズに関する詳細が表示され、各VMが提供するCPU、メモリ、ディスクIOPS、その他の機能が確認できます。使用されている仮想マシンのサイズ変更は、ポータル内で別の価格設定タイルをクリックするのと同じくらい簡単です。VMの再デプロイメントは必要ありません。

Azure Gallery経由のSharePointファームサポート

 新しくAzureプレビューポータルに、 “Azure Gallery”がビルトインされ、幅広いVMイメージやオンラインサービスが簡単に展開できるようになりました。Azure GalleryのVMイメージには、Windows Server、SQL Server、SharePoint Server、Ubuntu、オラクル、Baracudaなどがあります。

 先月、新しい“SharePoint Server Farm”ギャラリーアイテムも有効にしました。これにより、複数のVMイメージ(データベース、Webサーバー、ドメインコントローラなど)からなる高可用性のSharePoint Server Farmを、わずか数分で簡単に構成、展開でき、どこにでもSharePointファームが最も簡単な方法で作成および構成できます。

 今後数か月の間に、さらに多くのアイテムがギャラリーに追加されていく予定なので、新しいさまざまなシナリオが可能になります。すぐにでも、新しいAzureポータルhttp://portal.azure.com/でお試しいただければと思います。

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この記事の著者

WINGSプロジェクト Chica(チカ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

Scott Guthrie(Scott Guthrie)

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