io.jsプロジェクトチームは、GoogleのV8ランタイム上で動作するJavaScriptプラットフォームの最新版「io.js 2.0.0」を、5月4日(現地時間)にリリースした。
io.jsは、迅速かつ規則的なリリースを可能にするJavaScriptプラットフォームで、「オープンガバナンスモデル」に基づいて開発されている。
最新の「io.js 2.0.0」では、V8エンジンをバージョン4.2.77.18にアップグレードするとともに、C++ APIにわずかな変更を加えた。また、os.tmpdirがクロスプラットフォームとなり、いずれのプラットフォームでも末尾のスラッシュ(/)を返さなくなっている。
なお、smallocモジュールは開発が中止され、今後リリースされるV8 4.4以降はサポートされない。
このほか、TLSにおける使用メモリ量の削減や、npmのバージョン2.9.0へのアップグレードなど、さまざまな変更や機能追加が行われている。
【関連リンク】
・「io.js」(英語)
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