JavaScriptフレームワークAngularJSの非常勤開発メンバーであるJeff Whelpley氏とPatrick Stapleton氏による、Angular開発者を対象に行ったAngular 2の利用に関する調査の結果が、AngularJS公式ブログの9月1日(現地時間)付の記事として投稿された。
この調査は、Angularを使用している開発者に対して、Angular 2をどのように利用するかを尋ねたもので、2100を超える回答を得ている。
調査によれば、Angular 2の開発には、TypeScript(45.0%)、Babel(33.2%)がよく使用されており、データライブラリはRxJS(38.7%)、Immutable.js(34.7%)、Firebase(33.3%)の順で多く使われていた(データライブラリに関しては複数回答あり)。
Angular 2での開発に使用するエディタは、Webstorm(43.0%)、Sublime(39.0%)、VS Code(30.1%)、Atom(25.0%)の順で支持を集めており、ビルドツールはGulpの使用率がもっとも高く(72.4%)、Grunt(39.5%)、Webpack(23.6%)がそれに次いでいる(どちらも複数回答あり)。
このほか、Angular 1.xの開発で利用しているフレームワークとしては、jQueryが半数を占め(54.7%)、次いでReact(26.8%)、Angularのみを使用する(24.2%)という回答が得られた。また、Angular 2に求める機能としては、変更の自動認識(65.0%)、Webコンポーネントの追加(57.9%)、Zone.jsへのより簡単なアクセス(53.1%)、コンポーネントルータへの対応(42.3%)などが挙げられている(どちらも複数回答あり)。
【関連リンク】
・AngularJS(英語)
・AngularJS公式ブログ(英語)
・「Angular 2 Survey Results」(Angular 2に関する調査結果、英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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