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クラウドはライブラリ以上の必須スキル――クラウド時代の開発者の学びをソラコム 片山暁雄さんに聞く

クラウドネイティブ時代のデベロッパー生存戦略 第1回(後編)

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目次

妄想して「何が作れるかな」って考えてみるのが大事

吉羽 なるほど。先ほどの話で、エンジニアは技術以外でも貢献できる領域があるのではとお聞きしましたが、例えばドキュメントや障害対応などのスキルの他に、これはやっておいた方がいいということ、何かあります? 例えば英語とか。

片山 英語はやっておいた方がいいでしょうね。私もいまだに苦労しています。利用者数であれば、例えば中国語も。

吉羽 他には何かあります? もしくは片山さんが今個人的に習得中のものとか。ここの領域を自分で強化しようと思ってること。

片山 直接つながるかどうかは分からないのですが、僕は「妄想」って大事だなと思ってます。妄想してみることで、新しい発見があるんです。あと、既存の仕事や生活が煮詰まってきた時に、新しい目標や方法を考えられたほうがいいと思うんですね。

吉羽 近視眼的じゃなく全体的に捉えて、大きい方向性をちゃんと考える。そうじゃないと、このスキルをすぐに身に付けなきゃやばいって追われてしまいがちですよね。

片山 いろんなニュースや本を読むのもいいし、旅行もいいですけど、何か妄想してみるのは重要なんじゃないかなと思いますね。特に、一つの企業で閉じない仕組みっていうのは。例えばAPIエコノミーって、ある意味で完全にそうじゃないですか。

吉羽 完全にエコシステム。

片山 だから、そういった状況のなか、何を作れるかなって妄想してみるには、面白いと思います。最近、僕は「SIM City」(シムシティ)っていう小説を書いたんです。

吉羽 シムって、あのSIM?

片山 そうそう。今から何百年後かの未来のお話です。そんな想像をしてみると、じゃあ今に立ち戻ってみると、これはこうなるんじゃないかという発想につながるかもしれない。そういう試みは面白いと思いますね。

吉羽 確かにね。

片山 あと、自分がやってきてよかったこととしては、勉強会での発表は、自分の中で大きかったです。先ほど言ったように、調べるから勉強になっているのも一つですし、人前で話すことに対して抵抗感はなくなってくる。

吉羽 AWSの中の人はみんな出たがりが多かったから。呼ばれたらどこへでも行ってましたね。

片山 そうですね。ですけども。何か自分が伝えたいことを伝えることができるかどうかっていうのは大きなこと。さっき言ったように、新しい仕組みを使いたいと言ったときの反論に対して、上手く答えられるということに、つながってくるかもしれないですね。こういうメリットがあって、すごくいいとか、面白いとか、そういう話をするにはプレゼンテーションの場は非常に、終わりが決まってるのでやりやすい。緊張感もあるし。それはLTでもなんでもいいので、やってみるのは面白いと思いますね。

吉羽 確かにね。まあAWSのね、最初の頃にいた人ってみんなそんな感じの人ばっかりでしたもんね。


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著者プロフィール

  • CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

    CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

  • 吉羽 龍太郎(Ryuzee.com)(ヨシバ リュウタロウ)

     クラウドコンピューティング、DevOps、インフラ構築自動化、アジャイル開発、組織改革を中心にオンサイトでのコンサルティングとトレーニングを提供。  認定スクラムプロフェショナル(CSP) / 認定スクラムマスター(CSM) / 認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)。Developers...

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