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「PyCon JP 2016」レポート

PyCon JP 2016 開催前レポート
~第2回 プログラムについて

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 PyCon JP 2016のテーマは、「Everyone's different, all are wonderful.」です。多様な分野の方に楽しんでもらえる企画になっていると思います。みなさんもぜひ、これらの企画を通して、これまで接することのなかったような分野の発表や、参加者との交流も楽しんでみてはいかがでしょうか。

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トークセッション

 トークセッション担当の清水川です。

 今年は50のトーク枠に対して、計108件の応募がありました。トークセッションへ応募していただいた皆さん、ありがとうございました。

 今年のPyCon JPのテーマはEveryone's different, all are wonderful.です。

 多様性に富んだイベントにするためにはトークにも多様性が必要です。トークの選考では、数人の審査員が思う「ニーズ」のありなしで評価するのではなく、発表者がどのような価値を参加者にもたらそうとしているかを評価し、分野と対象参加者レベルがまんべんなく分散することを目指しました。採用された50のトークは採用トーク一覧で紹介されています。また、全体スケジュールもほぼ決定しているので、併せてご覧ください。

 トークの分野と対象参加者レベルを広くするため、今年のトークセッションは並列5トラック構成で、トータル50セッションとしました。昨年までが「参加者がより多くのトークに参加できる構成」だとすると、今年は「参加者それぞれのレベルや目的にあったトークに集中できる構成」となっています。また、各トーク時間のあとには休憩時間があります。トーク時間中に聞けなかったことや、より詳しい話、そしてトーク時間中に恥ずかしくて質問しづらかったことなどがあれば、ぜひ、この時間を使って発表者に聞いてみてください。

 発表者と交流することには、現地参加でしか得られない価値がありますよ!

トーク後にスピーカーとディスカッション(PyCon JP 2015)
トーク後にスピーカーとディスカッション(PyCon JP 2015)

 トーク内容は採用トーク一覧から参照できます。カンファレンス参加までに目を通しておくことで、イベントをより楽しめると思います。いまから皆さんのトークを聞くのが楽しみですね。

ポスターセッション

 ポスターセッション担当の村松です。

 今年のPyCon JPでも、ポスターセッションを実施します! ポスターセッションとは、自分の研究や、やってみたことなどをポスター形式でまとめ、それをボードに掲示し参加者に説明することです。トークセッションは45分間スピーカーの話を聞くのが中心となるのに対して、ポスターセッションは発表者と参加者が主体となって自由にディスカッションするのもよし、和気あいあいと交流をするのもよしです。また、7月末に募集を締め切り、皆さんからたくさんの応募をいただき、ポスターを採択しました。どれも非常に面白そうな内容です。

ポスターセッションの様子(PyCon JP 2015)
ポスターセッションの様子(PyCon JP 2015)

 開催概要ですが、実施日は9月22日(木)のお昼ごろを予定しています。9月22日は祝日で、多くの人の参加者が予想されます。ポスターセッション会場はランチスペースのすぐ近くです。ランチやコーヒーブレイクと並行して実施されるので、多くの参加者とポスター発表者の交流が生まれることを期待しています。参加者の皆さんは、ぜひランチの行き帰りにポスター展示を見ていってください。展示される発表者の皆さんもうまくランチを確保しつつ、ポスター発表をよろしくお願いします。

 それでは、よろしくお願いします!

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この記事の著者

清水川 貴之(シミズカワ タカユキ)

ドキュメンテーションツール Sphinx のメンテナ。 Sphinx-users.jp 運営。 一般社団法人PyConJP理事。 株式会社ビープラウド所属。 著書/訳書:「Pythonプロフェッショナルプログラミング第2版」「Sphinxをはじめよう」「Pythonプロフェッショナルプログラミング」「エキスパートPythonプログラミング」。 http://about.me/shimizukawa

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

村松 和哉(ムラマツ カズヤ)

東京電機大学、工学部に在籍。Pycon JP 2016ではプログラムチーム(ポスターセッション)を担当。 3年前に友人にPythonを勧められ、それ以来しばしば触るようになる。好きなモジュールはbs4やFlask。 Twitter: @peta_matu

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

畠 弥峰(ハタ ヒロタカ)

PyCon JP 2016 チュートリアル担当。 Webアプリケーションを中心に10年近くPythonで仕事をしている。PyCon JPには2011年からスタッフとして活動。 Twitter: @flag_boy

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

清田 史和(キヨタ フミカズ)

PyCon JP 2016 プログラム担当副座長。 株式会社ヴァズ 所属 2012年からPyCon JP実行委員として活動を開始。Pythonは、5年前に立ち上げた SnapDish というサービスでプロダクション利用。IT分野では、Startup業を生業としている。最近は、コーヒーを通じた国際貢献を視野に入れた分野や子どもの育ちを考えた保育教育実践にも積極的に関わり活動を行う。 他の所属は、 学校法人北部学園幼保連携型認定こども園ほくぶ幼稚園 理事長、 株式会社ナチュラルコーヒー 代表取締役社長など。 Twitter: @kiyotaman Facebook: 清田 史和

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

舛岡 英人(マスオカ ヒデト)

PyCon JP 2016 プログラム担当。株式会社レトリバ 所属業務でDjangoとPythonに、Pythonに興味をもつ。業務以外では、Python製深層学習フレーム...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

齋藤 大輔(サイトウ ダイスケ)

PyCon JP 2016 プログラム担当副座長。 早稲田大学基幹理工学研究科博士後期課程および同大学教育学部助手。 プログラミング言語の教育を専門に研究している。Pythonを使ったGUIプログラミングに興味がある。 特にKivyがマイブーム。Kivyのドキュメントを翻訳したりしている。 Fac...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/9600 2016/08/24 14:00

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