SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

「PyCon JP 2016」レポート

PyCon JP 2016 開催後レポート
~第1回 座長、会場チームのPyCon JP 2016


  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

後片付け

 2日目の午後には後片付けが始まりました。頑張って準備したものを片付けてしまうのは少し寂しいですが仕方ありません。準備同様に力のいる大変な仕事ですが、最後はみごとに原状復帰して完了です。

 このようにPyCon JP当日は力仕事がメインですが、当日までの準備では会場にまつわるさまざまな仕事を行いました。一見地味に見える会場チームですが、PyCon JPのベースとなる部分を作ることができるので、とてもやりがいがあります。当日は今までの準備や手続きに不備がないか不安でしたが無事成功のうちに全日程が終了したときはとても感動しました。

Information

 続いて、会場チームの稲葉です。

 自分は昨年より、この会場スタッフをして、今回で2回目となりますが、皆でいろいろと考え、その役割も変わってきているのも大きな特徴です。

 当日は、Informationのデスク(会場のご案内、忘れ物のチェック、それの管理、その他困っていることの対応)をしました。これは新しい取り組みでとてもよかったと思っています。

 また英語でも対応しなければいけないので、そこはフルに活用できたので満足しています。

 こういうことはこれからも、どんどん改善していく必要がありますし、来年はさらにもっと活用できたらと感じています。

 PyCon全体でもそうなのですが、皆でいろいろとアイディアを出し合い、考え、それが次の世代の架け橋に繋がっていく一つの道しるべとなる、そんな気持ちで皆は取り組んでいるので、自分ではうまく言えないですが、何かすごいものを感じています。

会場チームがやってきたこと

 入澤です。

 会場チームの役割は、PyCon JPをスムーズに進行させることです。会場の予約や日程の調整は当然ながら一つの大きなタスクなのですが、他のチームが使用する備品や設備を調達したり、会場を作ったり、おやつや食事を調達したり、といった、「モノ」に関する仕事を担っていました。備品や設備、と一言でいっても養生テープや段ボールなどの備品から、テーブルやパーティション、会場ネットワーク、といったものまで、さまざまです。また、セッションの中継や録画、といった部分の調整も会場チームの担当となっていました。実際には中継や録画は専門の業者に依頼しています。ネットワークは早稲田大学のネットワークを使わせていただきました。

 会場チームとしてはおおよそ毎月1回の作業日を設け、顔を突き合わせて作業を行ってきました。作業場所はどうしても東京都内になってしまうため、自宅が近くないメンバーはGoogle HangoutsやSlackなどを利用して作業日に参加していました。今年は北海道、栃木県、静岡県、福岡県、台湾といったさまざまな地域からスタッフが参加していたのですが、特に大きな支障もなかったように思います。

最後に

 僕たちスタッフのPyCon JP 2016が終わろうとしています。PyCon JPには何度か参加してきましたが、今年は僕にとって初めてのスタッフ参加でした。いろいろと至らぬ部分もあったかと思いますが、ひとまず大きな事故もなく終えられることを感謝しています。

 今回、パーティーでできるだけ多くの人に声をかけてみようと考えていたので、来場者の方々と乾杯をして廻りました。面倒だと思われるかもしれない、とも考えたのですが、みなさん快く乾杯してくださったことを覚えています。ありがとうございました。

 そして今回、とてもフランクに迎えてくれたスタッフのみなさん、こういった形で一緒に仕事ができたことを光栄に思っています。皆それぞれに個性的かつパワフルで、2016年の大切な記憶となりました。

 最後になりますが、PyCon JP 2017の開催に向けた準備がすでに始まっています。来年もまた、パーティー会場でみなさんとご挨拶できることを楽しみにしています。

修正履歴

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「PyCon JP 2016」レポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

鈴木 たかのり(スズキ タカノリ)

PyCon JP 2016座長。 株式会社ビープラウド所属部内のサイトを作るためにZope/Ploneと出会い、その後必要にかられてPythonを使い始める。PyCon JPでは2011年1月のPyCo...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

入澤 賢(イリサワ マサル)

会場チーム。主に食事関連と、会場に関する調整などを担当。音楽と純米生原酒の人。SVEA 123 をお供に、ときどき奥高尾を徘徊。実はどちらかというと Perl の人だったりして...。 Facebook: 入澤 賢

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

若林 哲宇(ワカバヤシ サトヒロ)

PyCon JP 2016 会場チーム。主に会場関連の手続きを担当。早稲田大学基幹理工学部情報理工学科4年。 学生ですがRailsを中心にwebエンジニアをしています。 PyCon JPのスタッフをしておいてなんですがRubyを書きます。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

稲葉 一彦(イナバ カズヒコ)

本職インフラ。 いろいろな事をしていて、コミュニティーにもよく顔出すよくわからない謎の男。 趣味 勉強会へ出没。 機会があれば、日本語を忘れて、海外へ出たいと思っている輩です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

木村 真(キムラ マコト)

PyCon JP 2016からスタッフとして参加。メディアチームに所属。 普段はPythonと関係のない仕事をしていて、趣味でPython始めました。休日は三歳の娘と一緒に遊んでます。Twitter: @mktkmr4 Facebook: 木村 真

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

新井 正貴(アライ マサタカ)

 東京大学文学部卒業、アライドアーキテクツ株式会社にて勤務。2016年4月、株式会社SQUEEZEに入社。コミュニティ活動として、PyCon JP 2015〜 スタッフ、Pythonもくもく会の主催を行う。趣味はラクロスとPerfume。 Site:http://massa142.github.io/ Twitter:@massa142 Facebook:新井 正貴

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/9825 2016/11/29 16:27

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング