9月10日、「Deno」の最新バージョン「Deno 2.5」がリリースされた。
本リリースでは、設定ファイル(deno.json)であらかじめ定義した権限セットを実行できるようになり、コンテキストやサブコマンドによって異なる権限管理が容易になった。
前バージョンのDeno 2.4で、単一ファイルのJavaScriptまたはTypeScriptバンドルを作成するためのdeno bundleサブコマンドが復活した。今回のリリースでは、さらにdeno bundle向けのランタイムAPIのサポートを追加し、クライアントサイド・サーバーサイドのJavaScriptまたはTypeScriptをプログラム的にバンドルできるようになる。
また、テストケースのセットアップとティアダウンの実行を支援するAPIをDeno.testに追加したほか、WebSocket仕様の拡張やHTMLエントリポイントのサポートの追加といった多数の機能追加および整備が行われた。
ユーザーは、deno upgradeコマンドで最新バージョンへのアップデートが可能。変更の詳細は、ブログポストを参照のこと。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です