dmesgコマンドは、ブート(起動)時に出力される起動メッセージを表示します。
- ① -c [Linux]
- それまでに表示したメッセージをクリアしてから出力します。このオプションを指定した場合は、次に表示した時に以前表示したメッセージは出力されません。このオプションはスーパーユーザだけが指定できます。
- ② -s bufsize [Linux]
- メッセージファイルのサイズを「bufsize」に指定します。カーネルでメッセージファイルのサイズを変更した時などに指定します。
画面上に出力したメッセージをファイルに出力したものをメッセージファイルといいます。画面上でのスクロールが速くて出力内容を確認できないといった場合などに、後からこのファイルを参照することで確認することができます
dmesgコマンドでは複数のオプションを指定することはできません。複数のオプションを指定した場合は一番最後に指定したオプションが有効となります [Linux]
[takeda]$ dmesg
Linux version 2.4.18-14 (bhcompile@stripples.devel.redhat.com) (gcc version
3.2 20020903 (Red Hat Linux 8.0 3.2-7)) #1 Wed Sep 4 13:35:50 EDT 2002
BIOS-provided physical RAM map:
(略)
[takeda]$
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本コンテンツは「UNIXコマンド辞典 ビギナー編」(2003年)を元にWeb用に再編集したものです
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