ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、同社が5月8日~9日の2日間に開催する、国内最大のUnityカンファレンスイベント「Unite 2017 Tokyo」における講演ラインアップの一部を、3月29日に公開した。
今回、公開された講演ラインアップは、以下の通り。
「スマートフォンでどこまでできる?3Dゲームをぐりぐり動かすテクニック講座」と題された講演では、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの安原祐二氏が、ゲームのプロトタイプを試作する過程で遭遇する、さまざまな問題をどのように解決するかを、具体的に提示する。
「ゲームの見た目も盛ったら変わる!!!!ヤバい!!ポストプロセス!!入門!!!!!!!!!」と題された講演では、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの高橋啓治郎氏が、Unityの新アセットである「Post-processing Stack」を利用した、簡単な色味や明るさの調整から、SSAOやSSRといった見た目を大きく変える高度なエフェクトまで、Unityにおけるポストプロセスで可能なすべてについて解説を行う。
「Virtual Design and Construction + AR/VR」と題した講演では、清水建設の丹野貴一郎氏が建築分野で広がりつつあるVDC(Virtual Design and Construction)におけるUnityを活用したAR/VRへの取り組みについて紹介する。
「『Shadowverse開発事例』~美麗カードが動く!制作テクニックのすべて~」と題した講演では、Cygamesの大道賢人氏と島村亜空氏が、スマートフォン向けのデジタルTCG「Shadowverse」における、シェーダーを利用したエフェクト表現と、それを支える開発テクニックを、開発フローとあわせて紹介していく。
「Unite 2017 Tokyo」の開催日時は5月8日~9日で、どちらの日も9時~20時を予定している。会場は東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)。
4月3日までは、チケット早期割引キャンペーンを行っており、「2DAYS フルカンファレンスパス(一般)」が19900円(通常30000円)、「2DAYS フルカンファレンスパス(学生)」が4900円(通常10000円)で購入できる。
さらに、「Unity Pro」または「Unity Plus」ライセンス所持者は、「Unity Meetup」アプリで同ライセンス所持を提示すると、聴講しやすい「Pro/Plus席」に座れる。また、Unityウェブストアにおいて「Unity Pro」または「Unity Plus」ライセンスを新たに購入すると、190ドル相当のアセット×3つが付属する「アクセラレータパックキャンペーン」も5月21日まで行っている。
このほか、2016年のイベントでも好評だった、指定の講演において座席を必ず確保できる「S席チケット」(当日のみ購入可能)の販売を、「Unite 2017 Tokyo」でも実施する。
なお、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンでは、「Unite 2017 Tokyo」の運営や設営・撤去作業を手伝う、ボランティアスタッフを募集している。ボランティアスタッフには、「2DAYS フルカンファレンスパス」と特製スタッフTシャツが提供され、2日間それぞれ約6時間の作業の合間に講演の聴講や出展ブースの見学ができる。
【関連リンク】
・ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン
・「Unite 2017 Tokyo」
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