米Microsoftは、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーション開発に役立つヘルパー関数/カスタムコントロール/アプリサービスのパッケージである「UWP Community Toolkit 1.4」を、4月3日(現地時間)にGitHubで公開した。
前回のバージョンでは、新たなコントロールを追加したため、今回のバージョン1.4では、安定性の向上と既存のコントロールやサービスの機能向上に力点を置いている。
機能面では、すべてのコントロールがキーボード/マウス/タッチ入力から利用可能になったほか、画面読み上げのためのコントロールも用意した。
さらに、開発者向けサポートツールの提供を目的とした新プロジェクト「Microsoft.Toolkit.Uwp.DeveloperTools」も開始しており、その手始めとしてフォーカスしているコントロール情報を取得できる「FocusTracker」と、ディスプレイにおける位置をグリッド状に指定可能な「AlignmentGrid」の、2つのXAMLコントロールを追加している。
このほか、機能および安定性向上の一環として、メリーゴーランド型の選択画面を作れるコントロールの「Carousel」や、AppView/StatusBar/TitleBarのプロパティをXAMLで設定できる「ViewExtensions」、ネットワーク接続状況の変化を取得可能な「NetworkHelper」など、いくつかの機能追加が行われた。
【関連リンク】
・日本マイクロソフト
・「UWP Community Toolkit」(英語、GitHub)
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