池澤あやか氏も体験! ATLの豊富な設備と機材
イベントの後半では、ATLで利用可能な設備・機材の紹介が行われた。
まずはヘッドマウントディスプレイを装着した池澤氏がグリーンバックの部屋でVRを体験。
ATLに常設されているVRの機材には、ヘッドマウントディスプレイの他、より臨場感を味わうことができるモーションシミュレータシステムのSIMVRなどがそろっている。グリーンバックルームはクロマキー撮影ルームでもあり、撮影機材一式も利用可能だ。
他にはバックパックPCを背負い、人間が動きながらVRの開発・検証を行うことができるブースや、大人2人が大きく動いて撮影が可能なモーションキャプチャースタジオが完備されている。
これらも全て無料で利用することができる。
エンジニアの声に応え、機材を入れ替えることも視野に
最後に、米谷氏にインタビューを行った。
米谷氏は世界各地でエンジニアが設備や機材を気軽に利用し、交流できる施設を多く見てきたという。しかし、そのような施設はこれまで日本に存在しなかったため、同様の施設を造り、エンジニアをサポートしたいと考えるようになった。
また、これまで多くのイベントを開催した経験からも、感じることがあったと話す。
「イベントは1日、2日で終わってしまう。一番盛り上がったところで終わってしまうんですよね。イベントの場でも出会いはありますが、そこで閉じるのは非常にもったいない。その後も継続してエンジニア同士で交流できる場所を作りたかったんです」(米谷氏)
また、施設にVR関連の機材が多くあることについては、ATL外部のエンジニアから「VRをやりたいが、開発する場所がない」といった声を受けた結果だと語る。
「私たちはVR専門のスタジオをやろうとしているわけではありません。今はVRの機材が多いですが、例えばIoTのデバイスを研究することになったら機材を入れ替えることも視野に入れています。時流に乗るようにテーマを変え、それに従って機材も入れ替えていく予定です」(米谷氏)
この場所に集まったエンジニアの意見を取り入れて進化させていく。新しい技術を取り入れた、これまでにないプロダクトやサービスが生み出される可能性を秘めた施設といえるだろう。
