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現役エンジニア直伝! 「現場」で使えるコンポーネント活用術(ActiveReports)(AD)

ActiveReportsでExcel方眼紙や紙の帳票を帳票システムへ移行しよう

ActiveReportsの新機能を活用して一歩進んだ帳票を作成しよう 第1回

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ActiveReportsでExcel方眼紙を取り込もう

 ExcelファイルからActiveReports形式への変換は「ActiveReportsインポートウィザード」を使います。インポートウィザードは、[スタート]メニューから選択、あるいは「..\ActiveReportsNET11\Tools\Import」から「GrapeCity.ActiveReports.Imports.Win.exe」を実行することで起動できます。

図5 ActiveReportsインポートウィザード
図5 ActiveReportsインポートウィザード

 ウィザードに従い、取り込むExcelファイルを選択し、出力先のフォルダやレポート形式(ページレポート/RDLレポート)を選択します。今回はRDLレポートにしてみます。

 変換が完了すると、ウィザードで指定したフォルダにrdlxファイルが作成されます。

図6 rdlxファイルが作成された
図6 rdlxファイルが作成された

 作成されたrdlxファイルをActiveReportsのデザイナで開いて結果を確認してみましょう。

 Visual Studioでも確認できますが、ActiveReportsにはレポートファイルの作成・編集に使用できるデザイナプリケーションが付属しているのでそちらを使います。

 [スタート]メニューから選択、あるいは「..\ActiveReportsNET11\Tools\Designer」から「GrapeCity.ActiveReports.Designer.exe」を実行することで起動できます。

 先ほどのrdlxファイルを開き、プレビューすると以下のようになります。

図7 ActiveReportsデザイナでのプレビュー表示
図7 ActiveReportsデザイナでのプレビュー表示

 一部タイトルが消えていますが、なぜ消えているのかの理由はデザイナタブに切り替えて見てみるとわかります。タイトルが書かれていたテキストボックスの横幅が足りていないのと、最前面ではなかったために後ろに隠れてしまっています。オブジェクトの横幅を広げ、右クリックして[最前面へ移動]メニューを選択すれば、隠れていた文字列が表示されます。

図8 ActiveReportsデザイナ
図8 ActiveReportsデザイナ

CSVファイルから報告書テキストを読み込もう(1)

ファイルをプロジェクトに追加

 Visual Studioのソリューションエクスプローラでプロジェクト名を選択してから右クリックで[追加]-[既存の項目]メニューで先ほど作成したrdlxファイルをプロジェクトに読み込みます。

データエリアの追加

 Excelからデザインを取り込めたら、動的に値を設定するデータエリアを追加します。帳票の罫線から少しだけ離れてTextBoxを配置します。

図9 TextBoxの追加
図9 TextBoxの追加

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この記事の著者

初音玲(ハツネアキラ)

 国内SIerのSEでパッケージ製品開発を主に行っており、最近は、空間認識や音声認識などを応用した製品を手掛けています。 個人的には、仕事の内容をさらに拡張したHoloLensなどのMRを中心に活動しています。 Microsoft MVP for Windows Development ブログ:http://hatsune.hatenablog.jp/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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