「ACMS E2X」と「ACMS B2B」の導入OS環境は、Windowsが約60%、Linuxが約30%であり、利用される管理データベースの約40%をマイクロソフトのSQL ServerとオラクルのOracle Databaseが占めている。
こういった現状を受けて、最新版では「Microsoft SQL Server 2017」「Microsoft SQL Server 2017 on Linux」「Microsoft SQL Server 2016 SP1」「Oracle Database 12c Release 2」「MySQL 5.6/5.7」「Oracle Database Cloud Service」「Oracle MySQL Cloud Service」をサポートした。
通信機能では、ACMSの通信ポートを利用して任意のコマンドを起動可能な通信コマンドアダプタを追加したほか、オプションのファイル交換ツール「ACMS Web/deTrade II」において、Microsoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefoxをサポートするなど、通信機能を強化している。
このほか、NTT東西による2024年初頭の、固定電話網のIP網移行にともない、インターネットEDIの普及が予想されることから、インターネットEDIの通信プロトコルであるEDIINT AS2手順による送受信において、次世代暗号アルゴリズムECDSAで署名された証明書をデジタル署名/暗号化で利用可能にした。また、Microsoft Azure、AWS、Oracle Cloudなど、さまざまなクラウドやサービスへの対応を積極的に進めている。
基本機能の税別価格は、「ACMS E2X」が150万円から、「ACMS B2B」が50万円から、「ACMS B2B Limited Edition」が20万円から。
【関連リンク】
・データ・アプリケーション
・「ACMS E2X」
・「ACMS B2B」