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イベントレポート

女性エンジニアから見たエンジニア職の魅力と理想の働き方って? 働きやすさ実現のカギは「専門性」にあり!

「ULTRA BEER BASH 2017」セッション「男性も必見! 女性エンジニアだから見えてくる、エンジニア職の魅力と理想の働き方」レポート

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 近年、IT企業各社は「女性が働きやすい職場」を実現すべく、人事制度の構築や社内文化の醸成に励んでいる。ダイバーシティの推進や、企業の採用数や定着率向上のためにも、そうした取り組みは非常に有益だ。そして、女性エンジニアから見たときに、エンジニア職の魅力や理想の働き方とはどういった部分にあるのだろうか。お酒を飲みながら参加できるテックカンファレンス「ULTRA BEER BASH 2017」(株式会社ビズリーチ主催)では、「男性も必見! 女性エンジニアだから見えてくる、エンジニア職の魅力と理想の働き方」と題し、トークセッションが行われた。タレントでエンジニアの池澤あやか氏をモデレーターとし、株式会社ヴァル研究所の丸山ひかる氏、アクセンチュア株式会社の松本リサ氏、株式会社ネクストビートのChan Wanying氏の3名が語り合った。

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「ものづくりがしたい」「実現したいキャリアにマッチ」「専門性を身につけたい」――エンジニアという道を選んだ理由

タレント/エンジニア 池澤あやか氏
タレント/エンジニア 池澤あやか氏

池澤 それでは、3名のスピーカーをお招きし、「女性エンジニアだから見えてくる、エンジニア職の魅力と理想の働き方」というテーマでディスカッションをしていきたいと思います。最初の質問は、「エンジニア職を選んだきっかけと、現在の会社に入社しようと思った決め手は?」です。ネクストビートのChanさんからお願いします。

株式会社ネクストビート Chan Wanying氏
株式会社ネクストビート Chan Wanying氏

Chan 私はネクストビートが2社目で、1社目はメーカー系企業の情報システム部門で非エンジニアとして働いていました。でも、その会社ではあまりプロダクト開発やプログラミングに携わる機会がなくて。もっとものづくりがしたいと考え、転職を機にエンジニアへキャリアチェンジしました。

池澤 どうして今の会社を選んだんですか?

Chan 理由はすごくシンプルです。採用面接のとき、「これからネクストビートはどんなサービスをつくる予定なんですか?」と社長に質問すると、「グローバル人材の転職支援サービスをつくります」と回答がありました。

 私は外国人なので、日本で頑張っている外国人を応援したいという想いがあり、ネクストビートを選んだんです。

池澤 本当にChanさんにぴったりの会社だったんですね。続いては、アクセンチュアの松本さんお願いできますか?

松本 私は新卒入社でアクセンチュアに入りました。入社時点ではコンサルタント職で、その後管理部門に移りました。そして、しばらく育児休暇を取った後に職場復帰したんですが、自分が実現したいワーク・ライフ・バランスやキャリア、自分のスキルにマッチしているのがエンジニア職だったので転身しました。

池澤 アクセンチュアを選んだのはどうしてですか?

松本 就職活動をしている最中は「この業界のこの業務がやりたい」という確固たる考えがなかったんです。だから、選択肢を広げておくため、幅広くグローバルにビジネスを展開している会社に入りたいと考えて、アクセンチュアを選びました。

池澤 ありがとうございます。続いて、ヴァル研究所の丸山さんはいかがですか?

丸山 私がエンジニア職を選んだ理由は、専門的な知識を身につけられる職種に就きたかったからです。

 私の親がケーキ屋に勤めていることも影響しているんですけど、専門性を身につけておけば長く働けるじゃないですか。女性の場合は特に出産や育児といったライフイベントがあるので、それらを経験しても働き続けられる仕事がいいなと考えました。

 今の会社を選んだのは、サービスを自分で育てられる会社に行きたいと考えたからです。そして、さまざまな会社の採用面接を受ける中で、条件面で一番しっくり来たのがヴァル研究所でした。具体的に言うと、育休を取った後に職場復帰している人が100パーセントだったんです。その数字を知り、ここなら働きやすいかなと思って入社を決めました。

たびたび乾杯が行われ、セッションは和やかな雰囲気で進行した
たびたび乾杯が行われ、セッションは和やかな雰囲気で進行した

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この記事の著者

中薗 昴(ナカゾノ スバル)

 週の半分はエンジニア、もう半分はライター・編集者として働くパラレルキャリアの人。現職のエンジニアとして培った知識・経験を強みに、専門性の高いIT系コンテンツの制作を行う。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/10460 2017/11/02 14:00

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