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「Grove IoT スターターキット for SORACOM」で始めるIoTプロトタイプ製作

IoTプロトタイプを気軽に製作しよう!「Grove IoT スターターキット for SORACOM」でセンサーデータの可視化をするまで

「Grove IoT スターターキット for SORACOM」で始めるIoTプロトタイプ製作 第1回


準備しよう

 「Grove IoT スターターキット for SORACOM」はSORACOMから購入することができます。そのため、まずSORACOMアカウントの作成をしましょう。

SORACOMアカウントを作る

 SORACOMアカウントを作るためには以下の3つが必要です。(すでにアカウントをお持ちの方は、本手順は不要です)

  1. モダンなブラウザ(Google Chrome推奨)
  2. 受信可能なメールアドレス1つ
  3. 有効なクレジットカード1つ

 メールアドレスはアカウント作成時に本人確認のために使用します。またクレジットカードは「Grove IoT スターターキット for SORACOM」の購入やSORACOM各種サービス利用料金の請求先となるため、これらを用意してください。

 詳しいサインアップの方法はSORACOM アカウントの作成の手順に沿って行えば、15分程度で作成することができます。

 この手順の「支払情報の設定」まで行ったら、アカウント作成は完了です。

「Grove IoT スターターキット for SORACOM」

 「Grove IoT スターターキット for SORACOM」を発注します。(すでにお持ちの方は、本手順は不要です)

 SORACOM コンソールのメニューボタンをクリックすると、メニュー一覧が表示されます。この中の[発注]をクリックしてください。

SORACOM メニュー/発注まで
SORACOM メニュー/発注まで

 発注メニューの[新規注文]を押すと、発注する商品を選択するダイアログが表示されます。この中から[デバイス]タブを選ぶと「Grove IoT スターターキット for SORACOM」があるので、発注数量を入力したあと[次へ進む]をクリックします。

発注する商品
発注する商品

 これ以降は、画面の指示通りに住所の入力などを行い発注を完了してください。

 お届けに必要な期間は、おおむね2~3日程度です。(お届け先や交通状況、混雑状況に左右されるため目安とお考えください)

Wio LTEの開発環境をPCにセットアップする

 「Grove IoT スターターキット for SORACOM」内のWio LTEを使って開発するためには開発環境が必要です。開発環境の構築方法はmacOS、Windowsでそれぞれ異なるため、以下を参照してください。

 いくつかファイルをダウンロードしてインストールを行うため、インターネットに接続された環境を用意してください。

マイコン特有の「DFUモード」

 Wio LTEには電源のON/OFFスイッチがありません。ArduinoやRaspberry Piのように、電源ケーブルを接続するのと同時にWio LTEに書き込み済みのプログラムが実行されるようになっており、これを「通常モード」といいます。

 通常モードで実行されるプログラムを書き込むためには、Wio LTEを「DFU(Device Firmware Update)モード」と呼ばれる状態にする必要があります。DFUモードはArduinoやRaspberry Piに存在しない概念ですが、実はiPhoneなどのスマートフォンにも存在しています。ハードウェア開発では頻繁に出てきますので覚えておきましょう。

 Wio LTEにおけるDFUモードへの移行方法はRSTボタンとBOOTボタンの組み合わせで行います。

  1. BOOTボタンを押し、押し続けてください。
  2. RSTボタンを押し、離します。
  3. 押し続けていたBOOTボタンを離します。

 通常モードへの戻し方は「電源ケーブルの抜き差し」もしくは「RSTボタン」にて行います。

通常とDFU
通常とDFU

 Wio LTEがどちらのモードで起動しているのかを外観から確認する方法はありません。Windowsならば「デバイスマネージャー」、macOSなら「システム情報」から確認することができます。

 詳しい手順はWio LTE ハンズオンの「Wio LTE の "通常モード" と "DFUモード"」に掲載されています。

次のページ
Wio LTEオンボードのフルカラーLEDで「Lチカ」

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この記事の著者

松下 享平(株式会社ソラコム)(マツシタ コウヘイ)

 株式会社ソラコムの事業開発マネージャーとして主にデバイスの企画を担当しながら、エバンジェリストとして、SORACOMサービスを企業・開発者により理解、活用いただくための講演活動を担当。90年代半ばの地方ISPの立ち上げをキャリアスタートとし、主にインターネットを取り扱ったシステムインテグレーターを...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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