人がゲームを面白いと感じるのはなぜでしょうか。その仕掛け=メカニクスを解き明かして体系化できれば、さまざまなプロダクトに「面白さ」を応用することが可能になります。そんな試みを結実させ、ゲームのメカニクスをまとめた1冊が『ゲームメカニクス大全』。CodeZineを運営する翔泳社より、10月12日(月)から発売中です。
『ゲームメカニクス大全 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け』は、ゲームの面白さを形作るメカニクスを13の要素に分解し、体系化した『Building Blocks of Tabletop Game Design』の翻訳書です。
代表的なアナログゲームであるボードゲームは、はるか昔から多くの文化圏で親しまれてきました。日本では伝統的なボードゲームとして将棋や囲碁がありますが、その面白さの根源は古今東西を問わず共通しています。
本書はゲームを面白くしているその要素、すなわちメカニクスについて解説。ターンオーダーやアクション、不確実性やエリアコントロールなど、人が面白さを感じるメカニクスを取り上げています。
ボードゲームやビデオゲームのクリエイターはもちろん、開発者やプランナーにも参考にしていただきたい1冊です。
※たいへん好評のため各書店で売り切れとなっており、増刷を予定しています。現在は翔泳社の通販サイトSEshopにてPDF版をお買い求めいただけます(こちらから)。Kindleでは10月29日(木)発売の予定です。
目次
Chapter 1 ゲームの構造(STR)
Chapter 2 ターンオーダーとターン構造(TRN)
Chapter 3 アクション(ACT)
Chapter 4 解決(RES)
Chapter 5 ゲーム終了と勝利(VIC)
Chapter 6 不確実性(UNC)
Chapter 7 エコノミー(ECO)
Chapter 8 オークション(AUC)
Chapter 9 ワーカープレイスメント(WPL)
Chapter 10 移動(MOV)
Chapter 11 エリアコントロール(ARC)
Chapter 12 セットコレクション(SET)
Chapter 13 カードメカニクス(CAR)
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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