Engineerforceは、ITエンジニアを対象にした見積もり工数をAIで算出するSaaSシステム「Engineerforce」の正式提供を、1月27日に開始した。
「Engineerforce」は、IT業界における見積もり工数算出の際に、各タスクごとにITエンジニアが経験則に基づいて算出を行うため、ざっくりと丼勘定で開発工数を見積もってしまいがちであり、想定と異なり開発工数を大幅にオーバーしてしまう可能性がある現状を受けて開発されたもので、独自AIによって各タスクごとの難易度を弾き出し、客観的な見積もり工数の提示を可能にする。
開発したい機能ごとにタスクを入力すると、AIが入力された情報をもとに見積もり工数の算出を行う。現時点では、ベンチマークとして8割の精度を実現している。
今後は、見積もり作成から実際のプロジェクトがどのように推移したかの予実管理を行うことで、プロジェクトマネジメント層にも役立つツールへのブラッシュアップを予定するほか、「Stripe」との連携によって見積もり作成後に受発注を完結できるようにするなど、さまざまな機能追加を予定する。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です