日本電気(NEC)は、AIを活用した業務変革を目指す企業を対象に、AI活用に重要な6つの観点(会社方針、ビジネス活用、ガバナンス、システム、データ、組織・人材)から多面的に分析・支援する「AIディスカバリープログラム+」の販売を7月に開始した。提供形態は2〜4か月のコンサルティングサービスで、税別の販売価格は800万円から。

今回、販売が開始された「AIディスカバリープログラム+」は、多くの企業においてAI導入が、実用化や本格導入に至らず部分最適に留まっている、または全社としての統制や管理が十分にできていないといった課題を解決すべく、これまで販売していた「AIディスカバリープログラム」を強化・刷新して販売される。

同サービスでは、NECがこれまで製造業・金融業などさまざまな業種・業界において、8000件以上のAIプロジェクトを支援してきた実績や、社内でのAI開発・導入・活用定着に関する実践的な知見をもとに、AI活用支援を行う。
AI活用に重要な6つの観点を通じて、企業のAI活用レベルを可視化することによって、企業ごとの状況に合わせて最適かつ迅速な高度化を実現するための支援方針を提示する。

あわせて、現状把握や具体施策の検討といった複数のフェーズにおいて、NEC開発の生成AI「cotomi」を中心に、Agentic AIを活用しつつ支援を行う。社内外における情報の包括的な検索や、ユースケース立案といった施策案の提示に活用することで、従来の属人的な戦略立案と比較して精度・スピード・網羅性が大幅に向上し、短期間で経営に資するAI戦略の立案が可能になる。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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