米Sun Microsystemsは6月4日(現地時間)、統合開発環境の新版「Sun Studio 12」を発表した。SolarisとGNU/Linuxの両プラットフォームをサポートし、最新技術のマルチコアやマルチスレッドに対応したアプリケーションの開発を可能にする。
米Sun Microsystemsは6月4日(現地時間)、統合開発環境の新版「Sun Studio 12」を発表した。SolarisとGNU/Linuxの両プラットフォームをサポートし、最新技術のマルチコアやマルチスレッドに対応したアプリケーションの開発を可能にする。Linuxにおける完全な開発環境とコンパイラの提供は今回が始めて。
Sun Studio 12では、NetBeansベースのIDEを包括し、マルチコア対応のアプリケーション開発をシンプルにする。加えて、C、C++、Fortranのコンパイラと、高度なメモリデバッグ・プロファイリング・マルチコア最適化などのツール一式を提供。Intel、AMDの両社と密接に協力し、クアッドコアAMD Opteronや、Intel Xeon 5300シリーズのメリットを最大限に生かせるコンパイラおよびライブラリが搭載されている。
Sunでは、小さいことから包括的な開発プランまで、さまざまな段階的のサポートや、各種トレーニングや認定プランを提供するとしている。
Sun Stuidio 12は、Sun Developer Network(SDN)のページから無料でダウンロードできる(メンバー登録が必要)。
プレスリリース:Sun Extends Software Compiler and Tool Technologies to Multi-Core Processors and Multithreaded Applications
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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