米Microsoftは、Azure SDKの2021年6月版を、6月18日(現地時間)にリリースした。
2021年6月版のAzure SDKでは、.NET、Java、JavaScript、Python向けのAzure Cognitive Searchにおいて、機能の安定化とバグ修正、ナレッジストアのサポートが行われたほか、.NETおよびJavaでの地理空間タイプのサポートが追加されている。
ほかにも、Azure SDK for Python(Conda)パッケージがMicrosoftチャネルで一般提供されるようになるとともに、Java・JavaScript・Python向けのEvent GridにおけるStorage BlobおよびAzure Communication Services向けシステムイベント定義の追加、バージョン3.1.0-beta.1~3.1.0-beta.3で導入された変更を安定化したForm Recognizer 3.1へのアップグレードなど、さまざまな機能の安定化が行われた。
さらに、プロバイダ間で農業データセットを集約でき、融合データセットに基づいてAIまたは機械学習モデルの構築が可能なAzure Agrifood Farming 1.0や、新たなAzure Monitorクライアントライブラリ用パッケージであるAzure Monitor Query 1.0など、数多くのソフトウェアのプレビューリリースおよび初期リリースが導入されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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