アマゾン ウェブ サービス ジャパンは、「AWS Lake Formation」が大阪リージョンでも利用可能となったことを、9月16日に発表した。
データレイクとは、安全な一元的データリポジトリであり、すべてのデータが元の形式と分析用に処理された形式の両方で保存される。これにより、組織間でのデータのサイロ化が解消され、異なる種類のデータや、異なるテクノロジーによる分析を組み合わせることが可能になる。しかし、その構築には、各種ソースからのデータの読み込みから経時的なアクセス監査に至るまで、複雑で時間のかかる手作業のタスクが数多く必要となる。
今回大阪リージョンで利用可能となったAWS Lake Formationは、安全なデータレイクを数日で簡単にセットアップすることができるサービス。データベースとオブジェクトストレージからデータを収集およびカタログ化し、データを新しいAmazon S3データレイクに移動して、機械学習アルゴリズムを使用してデータをクリーンアップおよび分類、機密データへのアクセスを保護する。これにより、ユーザーは、AWS Glueによって管理される、一元化されたデータカタログにアクセスできるようになり、Amazon Redshift、Amazon Athenaなどの分析や機械学習サービスから分析を行うことが可能となる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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