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女性の学びを支援する団体や技術コミュニティの世界

誰もが好きなことに挑戦できる場所を目指して――コミュニティオーガナイザーによって進化する「TECH PLAY女子部」

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 エンジニアとして働く女性のためのコミュニティ「TECH PLAY女子部」。IT業界においてマイノリティであるエンジニアの女性が集うこのコミュニティでは、どんな活動が行われているのだろうか。現在のコミュニティオーガナイザーであるだむはさんとMochiさんにお話を伺った。

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エンジニアってかっこいい

――まずはTECH PLAY女子部の概要と成り立ちについて教えてください。

だむはさん(以下、だむは)TECH PLAY女子部が設立されたのは2015年8月。TECH PLAYのコミュニティマネージャーだった女性が、「女性だけで集まる機会の少ないIT業界で、普段はなかなか相談できないことを相談したり仲間探しをしたりして、楽しくステキな女性エンジニアライフを送れる場所をつくりたい」という想いで生まれたと聞いています。

 現在、Slackに参加しているのは330人。TECH PLAY女子部では誰でもイベントを企画できるので、技術系のかたいものから、座談会のようなゆるいものまで、いろいろなイベントを開催しています。今はコロナ禍でオンラインイベントしかできていませんが、昔はオフラインの魅力的なイベントがたくさんあって、開発合宿もしていたようです。

TECH PLAY女子部 だむはさん
TECH PLAY女子部 だむはさん

――お二人は現在どんなお仕事をされていますか? エンジニアになったきっかけも教えてください。

Mochiさん(以下、Mochi):主にAWSを使ったインフラ構築をしています。エンジニアになったきっかけは、かっこよさそうだなと思ったから(笑)。情報系の大学出身ではあるのですが、難しすぎて挫折したので、卒業後は接客業や事務の仕事をしていました。そこから20代の後半になって「そろそろ今の仕事も飽きたし、転職しようかな」と思ったときに、「パソコンを触るのは元々好きだし、もう1回チャレンジしてみようかな」と思い立ち、IT業界に転職することにしました。

TECH PLAY女子部 Mochiさん
TECH PLAY女子部 Mochiさん

だむは:私は元々文系で、大学は外国語学科だったので、なんとなく英語や海外に関係のある職種に就きたかったのですが、就職活動が思うように行かず……そんなときに、ふと父がエンジニアだったことを思い出し、「エンジニアってかっこいいし、とりあえず受けてみようかな」という軽い気持ちでSIerを受けたら内定をもらえた、というのがエンジニアになったきっかけです。

 それから5年間、2社のSIerで働いたのですが、将来的に結婚や妊娠、出産の可能性を考えると技術を身につけて会社に依存しないキャリア形成をしていきたいと思うようになり、2020年8月にWeb系の自社受託開発会社に転職して、サーバーサイドエンジニアにジョブチェンジしました。

――お二人がTECH PLAY女子部のコミュニティオーガナイザーになったきっかけは?

Mochi:オーガナイザーの募集をしていると聞いたので、立候補したのがきっかけです。「女性のエンジニアの友だちをたくさんつくるのではなく、たった1人でもいいから、このコミュニティがなくなってもつながっていたいな……と思える友だちに出会える場所にしたい」という前任のオーガナイザーの方の運営方針が好きだったんですよね。

 去年TECH PLAY女子部に入ってから、その恩恵をかなり受けてきたなと感じていたので、この場所を守るために何か力になりたいと思ったのが、オーガナイザーに立候補した一番の理由です。「やったことがないからやってみたい」という純粋な好奇心もありました。

だむは:私もTECH PLAY女子部に入ったのは去年ですが、前任のオーガナイザーの頃に、イベントオーガナイザーをしたことがあったんです。TECH PLAY女子部では、オーガナイザーが運営方針や次の企画について話し合う「オーガナイザーミーティング」にも誰でも自由に参加できるので、イベントの話をしようと思って入ったところ「ちょうど次のコミュニティオーガナイザーを募集しているんだけど、やらない?」と声をかけてもらいました。

 ちょうど私が開発した、女性向けスキルキャリアシェアサービス「sister(シスター)」のリリースの時期とかぶっていたので、いったん保留にしてもらったのですが、よくよく考えると私が「sister」をつくったのは、「女性のエンジニアを増やしたい」「女性のエンジニアが楽しくエンジニアライフを送れる世界にしたい」というTECH PLAY女子部と同じ想いがあったからでした。TECH PLAY女子部はすでに知名度があって、参加者もたくさんいるコミュニティで、オーガナイザーとしてできることも大きい。やっぱりやらないと後悔すると思ったので、「大変かもしれないけど、やってみよう!」と一歩を踏み出しました。

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とにかく自由で楽しいTECH PLAY女子部の活動

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

 フリーライター。IT系企業のマーケティング担当を経て2010年8月からMarkeZine(翔泳社)にてライター業を開始。2011年1月からWriting&Marketing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。共著に『ひとつ上のFacebookマネジメント術~情報収集・人脈づくり...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

鍋島 英莉(編集部)(ナベシマ エリ)

2019年に翔泳社へ入社し、CodeZine編集部に配属。同志社大学文学部文化史学科卒。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/15121 2021/12/03 11:00

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