ギブリーが運営するDX人材の採用・育成・評価のためのHRプラットフォーム「Track」は、2023年卒業予定のエンジニア職志望学生350名を対象に実施した、「新卒ITエンジニア就職活動の実態調査」の結果を8月23日に発表した。
本調査は、6月17日から7月16日の期間にインターネット上で実施され、2023年卒業予定のエンジニア職志望学生350名から有効回答を得ている。
スキル上級者は、職種別採用の経験割合が71%と初級者や中級者と比較して高くなった。スキルの習得度が高い学生ほど、「職種別採用」の経験割合が高いことが明らかになった。
プログラミングスキルの習得度が高い学生の56%がエンジニア職の「フロントエンド」「バックエンド」といった開発ポジションまで確約された状態でのオファーを承諾している。その割合はスキル初級者、スキル中級者と比較して2倍以上高いことがわかった。
スキル上級者の内定承諾の理由上位2つは、「若い時から挑戦できる環境があること」(51%)「自分の能力や専門分野を活かせること」(49%)であった。このことから、スキル上級者は「自分の能力や専門分野を活かせる挑戦的な環境があるのか」を重要視した企業選びをすることがわかった。
初任給は、メンバーシップ型採用の特色である新卒一律の給与額ではなく、回答者の約20%が個々人によって給与額が異なる個別オファーを受けていることがわかった。
また、その中でもスキル上級者に関しては、68%が400万円以上の初任給を提示されており、その約10%が700万円以上という初任給を提示されていることがわかった。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です