米Googleは、複数のAndroid端末の間で共通のアプリを共用することを可能にする「Cross device SDK for Android」のデベロッパー・プレビュー版を8月26日(現地時間)に公開した。
複数のAndroid端末の間でアプリを共用できるようになると、Androidスマホで文書を読んでいるときに、Androidタブレットに持ち替えてより広い画面で文書の続きを読めるようになったり、1台のスマホで動作しているアプリを、複数人数で同時に自由に操作できるようになる。
このような動作を実現するには、端末同士の無線通信を制御して、ほかの端末に移る、あるいは入り込む時には認証も実装しなければならないが、今回公開したSDKを使えば、無線通信や認証などの部分は抽象化するため、開発者が意識する必要はなくなる。
今回はAndroid端末間の共用にとどまっているが、今後は他のOSとの協調動作も実現させていく予定だとしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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