デスクレスSaaSが向き合う、現場DXのための技術課題/株式会社カミナシ ソフトウェアエンジニア 中原拓哉氏
次は株式会社カミナシの中原拓哉氏が登壇。カミナシは「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」というミッションのもと、日本の就業人口の半数以上にあたる約3,900万人のノンデスクワーカーの働き方を変革すべく、現場DXプラットフォーム「カミナシ」を提供している。
このプロダクトは、これまで紙やエクセルで行っていた作業をノーコードでアプリケーション化することで、現場での正しい作業ナビゲーションの徹底やチェックデータのリアルタイムな一元管理を実現。現場と管理者双方の業務から非効率を無くしてくれる。
「カミナシ」のサービス特性として、中原氏は大きく3つを挙げた。1つ目がホリゾンタルSaaS(業界を問わず特定の業務に使われるSaaS)であること。2つ目が多くの現場で毎日利用されるサービスであること。3つ目がWi-Fiの届かない場所で利用されるケースもあることだ。それぞれ順に解説する。
「カミナシ」は製造業や飲食店、スーパー、小売店、建設業、福祉施設、運送業など、30を超える多種多様な業界で利用されている。それぞれの業界ごとに業務内容の特性は異なっており、それに応じてアプリで記録される内容もさまざまだ。
また、同社の調査によれば「カミナシ」を導入した企業のうち、約90%がプロダクトを毎日利用している。さらに、2022年9月には導入現場数が5,000カ所を突破しており、利用している企業の数も増え続けている。それに伴い、日々大量のデータが蓄積していく。
加えて、「カミナシ」を利用するユーザーは工場の中など電波が届かない場所で働いているケースもある。それだけでなく、現場内を移動しながらアプリを利用することで、一時的な通信断が発生してしまう可能性もある。これらの特性をふまえ、カミナシでは具体的にどのような方法で技術課題を解決しているのか、ノウハウが語られた。
