米Microsoftは、コードエディタ「Visual Studio Code」向けのJava関連機能アップデート2023年1月版を1月31日(現地時間)に公開した。
2023年1月版では、Javaアプリケーションのプロジェクトのインデックス作成にかかる時間を大幅に短縮した。前バージョンまでは、ワークスペースごとにインデックスのファイルを作成していたが、新版では複数のワークスペースのインデックスを1つのファイルにまとめた。こうすることで、JDKなどの多くのアプリケーションで共通で使用するライブラリのインデックスを複製する必要がなくなり、インデックス作成速度が向上した。
そして、Springアプリケーションのメモリ消費量や動作しているビーン、エンドポイントなどの情報を一覧できる画面を追加した。この機能を利用するにはアプリケーションをSpring Bootダッシュボードで起動すれば良い。
また、Spring関連の拡張機能が充実してきたことから、拡張機能の概要を表示する「walkthrough」画面を一新し、より多くの情報を表示するようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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