ギークニアは、ITエンジニアの働き方と仕事環境についての新たな視点を提供することを目指し実施した「独自のリモートワークに関する意識調査」の結果を5月18日に発表した。
本調査は、4月28日〜5月11日の期間に実施され、ITエンジニア211名から有効回答を得ている。
「週に何日リモートワークをしていた(している)か?」と質問したところ、週に「5日以上」と回答したフルリモートワークのITエンジニアの割合が、コロナ禍(2022年)と現在(2023年)で、全体の6割から3割となり、半減していることが分かった。
「コロナ収束後も、リモートワークを続けることを希望しますか?」という質問では、8割以上のITエンジニアが「希望する」と回答した。
「リモートワークを希望する」と回答した人のコメントでは、「通勤時間に時間や体力を奪われないのが助かる」「仕事に集中できる」といった自身のパフォーマンスやワークライフバランス等に関する理由が挙げられた。
一方で、「リモートワークを希望しない」と回答した人のコメントでは、「自分が若手なので直接指導してもらいたい」「仕事の進捗報告や確認がしにくい」といった管理・教育面での理由が挙げられた。
「リモートワークをする上で、会社に期待することは何ですか?(環境・制度・体制など)」という質問では、「リモートワーク補助・手当」「柔軟な勤務形態・制度」「円滑なコミュニケーションができる仕組み」「評価・管理体制の適正化」についてのコメントが多く挙げられた。
「転職をするとして、転職先がリモートワークを不可にしていた場合、転職意向度は下がりますか?」の質問では、82.9%のITエンジニアが「はい」と回答した。
また年代別では、20代〜40代で「はい」が8割を超える結果となった。一方で、50代となると半数程度は「いいえ」と答えていた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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