エージェントグローは、客先常駐で働いているITエンジニア137名を対象として実施した「案件選択制度と単価評価制度に関する認知度調査」を5月24日に公開した。
本調査は、4月13日〜4月14日の期間にインターネット調査で実施され、客先常駐で働くITエンジニア137名から有効回答を得ている。
SES企業においてITエンジニア自身が案件を選べる制度があることを7割が「知らない(70.1%)」と回答し、ITエンジニア自身が案件を選べる制度があれば「使ってみたいと思う(75.2%)」と回答した人が多い。このことから、多くのエンジニアが案件を選択できる「案件選択制度」に興味を持っていることがうかがえる結果となった。
ITエンジニア自身が自由に参画案件を選べる場合、「報酬が高いか(53.3%)」を重視すると回答した方が最も多い結果となった。次いで、「リモートでの勤務が可能か(46.7%)」「勤務時間(45.3%)」が続いた。報酬の金額に加えて、労働環境を重視する人が多い傾向にあることがうかがえる結果となった。
また、客先常駐で働く上での評価制度において重視される項目について尋ねたところ、「技術力の評価(53.3%)が最も多い結果となったが、「営業や常駐先とのコミュニケーションに対する評価(52.6%)」「勤怠状況など技術力以外での評価(49.6%)」も上位となるなど、技術的な部分以外の評価も重要であることがうかがえる。
SES企業において、単価で評価される制度を採用している企業があることを「知らない(65.7%)」と回答した人、単価で評価される制度を「使ってみたいと思う(67.1%)」と回答した人がともに7割弱となった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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