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2023年4月フリーランスエンジニアの月額受注平均単価は平均61万円、ボスアーキテクトが調査

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 ボスアーキテクトは2023年4月のフリーランスエンジニアの月額受注平均単価データを5月26日に発表した。

 本調査は、フリーランスエンジニアやデザイナーのための求人・案件サイト「エンジニアスタイル東京」に掲載された10万件を超えるデータをもとに集計した。

 2023年4月の職種別の月額受注平均単価は61万円となり、前回調査時点の2022年9月の66万円と比較し、6ヶ月間で5万円ほど減少する結果となった。

 フリーランスエンジニアの職種別単価トップは、QAエンジニアとブロックチェーンエンジニアで、98万円となった。これは2022年9月段階では、QAエンジニアは27位で54万円、ブロックチェーンエンジニアは5位で69万円だったことから両者ともにランキング順位が上がる結果となった。

 プログラミング言語別、単価トップは前回3位の「Dart」で109万円となった。全言語の平均募集案件数35万4044件に対し、Dart関連の案件は851件と約0.2%程度に収まっており、案件数は少ないものの、単価が高い傾向にある。

 Dartは、JavaScriptの代替言語として2011年に登場した。Dartは操作性がシンプルで使用しやすく、セキュリティ性能にも優れており、大規模なアプリ開発に向いている。

 DartはJavaやC#の影響を受けていることもあり、JavaScriptやJavaに類似しているのが特徴。そのため、学習を進めるにあたって、すでにJavaScriptやJavaを理解している方は比較的楽にDartの知識を身につけられる。

 職種別の案件数ではフロントエンジニアが3万3559件と、昨年から1.3倍以上の案件数でトップとなった。フロントエンジニアは、ユーザーが直接操作するWebサイトやアプリ側の設計・構築をおこなう。

 また上位3職種では、2022年9月時点では、3位のシステムエンジニアと3500件以上の差をあけて4位であったスマホアプリエンジニアが、2023年5月時点ではシステムエンジニアと2500件以上の差をあけて3位にランクインした。

 スマートフォンが普及し、パソコンのブラウザ機能をつぎつぎとスマホのアプリ内に移行するトレンドがある。Web業界以上の開発需要も盛り上がりを見せ、スマホで使用できるアプリもどんどん増えているため、スマホアプリ開発ができるアプリケーションエンジニアの需要は高まっている。

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