HTTPからHTTPSへのリダイレクトが可能に
これまで、App RunnerではHTTPSプロトコルのエンドポイントのみサポートしており、HTTPプロトコルでアクセスした場合には、クライアント側はタイムアウトを受け取るような挙動となっておりました。
2023年2月にアナウンスされた、HTTPSへのリダイレクトをサポートするアップデートにより、HTTPプロトコルでエンドポイントにアクセスすると、App RunnerがHTTPSへリダイレクトする要求をクライアント側に返すようになりました。
本リダイレクトの機能はデフォルトで有効化されています。
Webサービスをインターネットに公開している場合、HTTPでアクセスを受信した場合にHTTPSへリダイレクトさせたいという要望は多々あると思いますので、本アップデートでApp Runnerがより使いやすくなりました。
AWS WAF連携が可能に
AWS WAFと連携可能になるアップデートが2023年2月にアナウンスされました。これにより、Webアプリケーションに対する攻撃をブロックすることができ、よりセキュアになりました。
AWS WAFはALBなどと連携可能で、AWSサービスの中でもよく利用されるサービスだと思います。
ECSを利用する際にも、セキュリティ担保の観点からWAFと連携させたALBを利用することがよくありますので、このアップデートによりApp Runnerも使いやすくなったのではないでしょうか。