Push通知送信時に設定する項目
タイトルやテキスト、画像
Push送信時、タイトルを始めとした情報を入力することでPush通知を送信できます。画像や通知名も任意で設定することができます。

スケジュール設定
通知の送信タイミングを選択することができます。定期的な通知も行えますので、ユーザーにとって適切だと思われるタイミング、頻度で配信の設定が可能です。

ターゲット設定(アプリ選択、セグメント選択)
「ユーザーセグメント」タブではPush通知を送信するためのターゲットの設定が行えます。基本的にはアプリを送信先に選択しますが、そのアプリのバージョンを選ぶ、複数のアプリをターゲットに設定することも可能です。
「ユーザーセグメント」タブの隣にある「トピック」は、アプリ単体を選択する形ではなく、アプリ内で購読設定を行ったユーザーをターゲットとして選択できる機能です。
手順としては以下のようになります。
- アプリケーション側で購読に関するページを実装する
- ユーザーに購読設定をしてもらう
- Firebase Messagingライブラリを用いて、その値をFirebaseに送信する
- ターゲット設定で、「トピック」の候補として表示されるので選択する

例えば、「雨が降り出した際にPushを受け取りたい」「特定のジャンルのニュースが更新されたら知りたい」など、特定のユーザーニーズに応えられる機能だと言えるでしょう。
コンバージョン イベント
Push通知開封後のユーザーアクションで、コンバージョンの設定を行うことができます。
コンバージョンイベントは、事前に管理画面のFirebase Analyticsの「Conversion」上で設定し、アプリ側での実装を行っておく必要があります。

その他のオプション
オプションとして設定可能な項目がいくつかありますが、今回はカスタムデータについて記載していきます。
カスタムデータを設定することで、Push通知をタップしてアプリケーションを起動した際に、アプリケーション側に値を渡すことができますので、例えば商品詳細ページに直接遷移させたい場合等に活用できる項目です。
まとめ
2023年8月時点においてFCMはPush通知を無料で送信でき、ユーザーとのコミュニケーションに必要な機能を最低限の工数で実装できる大変有用なツールです。
ただし、情報の即時性が求められるサービスや、ユーザーが多いことで受信タイミングにズレが生じそうな場合は、事前にタイマー設定やアラートをアプリ側で組み込む等の設計は必要になってきます。
また、Push通知と合わせてコンバージョンの取得も大きな魅力の1つです。FirebaseのGA4連携機能を活用することで、より応用的なマーケティング設計の実現も可能となります。尚、Firebaseを用いたGA4連携については、第3回記事の「Firebaseを組み込むことですぐに使える! Google アナリティクス for FirebaseとGA4によるWebとアプリの横断分析」にて紹介しておりますのでご参照ください。
次回はFirebase Authenticationについてをお送りします。
