次世代ロボットエンジニア支援機構(通称:Scramble)は、チームで大型ロボットの開発に挑み、その過程で総合的にエンジニアリングとチームワークを学び続ける「挑戦的共創人材」を輩出する場としてのエンジニア選手権CoREの公式Webサイトを公開した。また1部リーグの新ルールの発表、参加チームの募集を開始したことを9月11日に発表した。
「The Championship of Robotics Engineers」通称CoRE(コア)とは、次世代のエンジニア「挑戦的共創人材」を育成するための、ロボット競技を核としたエンジニア選手権。10歳以上であれば年齢制限無く、生徒・学生から現役エンジニア、初心者から経験者まで誰でも参加でき、チームで大型ロボットを開発する過程でエンジニアリングとチームワークを総合的に楽しく学べる機会を提供している。
エンジニア個人やそのチーム自体の評価が最も重要であり、当日のロボット競技の結果だけではなく、チーム活動や提出資料等の総合力を加味した総合優勝制度や個人表彰制度を設けている。これによりさまざまな観点でエンジニア個人やチームとしての能力を測り、これまでスポットライトが当たることが少なかったエンジニア個人を評価し、同イベントが定義する次世代のエンジニア「挑戦的共創人材」とチームを育成している。
プレ大会のCoRE2023では天下統一ロボットバトルを競技テーマに、全国から集った14チームが熱戦を繰り広げた。CoRE2024では前回のルールをベースとしながらも、より白熱し、技術開発が進むようにルールを見直し、アップデートしている。
具体的には、フィールドサイズが昨年度比で1.5倍程度広くなり、最大で6vs6の同盟戦を行う。また、その内1台は実行委員会が共通ハードウェアとして作成する自動ロボットの画像処理や制御などのソフトウェア開発に挑む。参加チーム数も昨年より大幅増を狙い、合計24チームを募集する。
同イベントの開催概要は、2024年3月23日〜3月24日。けいはんなオープンイノベーションセンター(京都)で行われる。参加は、選手(10歳以上年齢上限無し)5名以上、監督1名以上のチームであることが条件。参加申し込みは、9月11日から10月31日23時59分。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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