SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

アプリケーション開発の最新トレンド(AD)

Spring Boot 2.7と3.0のOSSサポート切れ間近! 開発が便利に楽しくなる最新バージョンへ移行しよう

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 サポート切れのOSSを放置すると、脆弱性のリスクが高まり、移行するにしても、バージョンを数段飛ばしで移行するのは至難の業だ。2023年11月下旬、Spring Bootのサポートがまもなく終了することはご存じだろうか。とはいっても、該当するのはSpring Bootの「2.7」と「3.0」で、終了するのはOSSサポートのことだ。どちらのバージョンも商用サポートはまだ継続するので、ご安心を。Spring Bootの新しいバージョンで提供されている機能やメリットについて、VMwareとSB C&Sが解説した。

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Javaフレームワークで圧倒的な人気を誇るSpring

 Javaフレームワークで最も人気があるのはSpringと言っていいだろう。ソフトウェア開発企業のJetBrainsが年次で実施している開発者向け調査によると、Javaを使用している開発者に使用しているJavaフレームワークを聞くと、「Spring Boot」が67%、次いで「Spring MVC」が41%、ほかはごくわずかずつで、「なし」が23%(複数回答)。Javaフレームワークを使っているなら、ほとんどがSpringというような状況だ。

 Springは継続的に進化を続けているのも特徴だ。Spring Bootだと半年に1回のペースでバージョンアップがリリースされている。2022年にリリースされた2.7と3.0のOSSサポートは2023年11月下旬に終了する。商用サポートは、2.7は2025年8月まで(延長)、3.0は2025年2月までとなっている。

継続的に進化を続けるSpring(サポート終了時期)
継続的に進化を続けるSpring(サポート終了時期)

 別のVMwareの調査によると、多くのユーザーが最新版を使用していることが分かる。調査を実施した2022年時点では最新版は2.7となり、その2.7を6割が本番環境で使用していると回答していた。ただしサポートが終了したものを使用しているユーザーも一部いる。理由としては「現在の環境が問題なく機能している」や「優先的に取り組む理由がない」などが半数近くを占めた。

 また「アップグレードは技術的に難しい」「サポート終了を知らなかった」との回答もある。これに対してはVMware 渡辺隆氏は「パートナー企業様と連携してアップグレード支援を計画しています」と話している。

 それはさておき、11月下旬にはSpring Boot 2.7と3.0はOSSサポートが終了する。これらまたは2.6以前のバージョンを商用サポートなしで使用しているのであれば選択肢は3つ。

 選択肢その1。VMwareが最も推奨するのは、最新版となる3.1へ移行すること。渡辺氏は「脆弱性の問題などを考えると、多少の労力や時間がかかりますが3.1への移行をおすすめします」と話す。もう少しすると3.2がリリースされるので、タイミングによっては3.2も視野に入れたい。

 選択肢その2。商用サポートを導入し、商用サポート期間内に最新版3.1(または3.2)へ移行する。上述したように商用サポートなら2.7や3.0でもサポート期間は1年半から2年近く続くので、サポートを得られるようにする。そして期間内に最新版へ移行する。

 選択肢その3。そのまま現状バージョンを使い続ける。この選択肢は不可能ではないものの、サポート切れのバージョンでは脆弱性や何か問題が起きたときに困ることになりかねない。新機能の恩恵も逃すことになる。メリットとデメリットを熟考した上で決めるといいだろう。

 VMwareが提供するSpringの商用サポートとなるのが「VMware Spring Runtime」だ。1年単位の契約となる。OSS期間中のビジネスサポートに加えて、OSSサポート終了後の延長サポートが提供される。特に重要なのが重要なバグフィックスやセキュリティ問題のパッチが提供される。なおサポート対象はSpring BootやSpring FrameworkをはじめとするSpringプロジェクト、それからOpenJDK、Apache Tomcatも含む。

次のページ
Spring Boot 3の注目機能を使えばより柔軟に、より可読性が高く

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
アプリケーション開発の最新トレンド連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

フリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Onlineの取材・記事や、EnterpriseZine/Security Onlineキュレーターも担当しています。Webサイト:http://emiekayama.net

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:SB C&S株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/18471 2023/10/26 12:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング