PE-BANKは、全国の定年制度のある企業に在籍するITエンジニアを対象に実施した「ITエンジニアのセカンドキャリアに関する意識調査」を10月26日に発表した。
本調査は、4月5日〜4月11日と4月17日〜4月23日の期間にインターネット上で行われ、第1期間は2202名、第2期間は1346名の全国の企業に勤めるエンジニアから有効回答を得ている。
全国の定年制度のある企業に在籍するITエンジニアに対して、定年後のキャリアについての質問をしたところ、定年後も含めて長期で働くつもりだと回答した割合は、50代が39%、40代が29%、30代が21%、20代が9%となり、定年が近づくにつれ、定年退職後も就労意欲が高くなることがわかった。
また、今勤めている会社を退社した場合の今後のキャリアについて、現時点での志望を聞いたところ、 高齢になるほど「嘱託や派遣・アルバイトとして不定期に働く予定」と答えた割合が高くなる傾向にあった。定年が近づくほど「定年後も長期で働き続けるつもりだ」と回答した割合が高く、働き方としては、嘱託や派遣・アルバイトなどのキャリアを想定している人が多いことがわかった。
今後のフリーランス化の意向について調査をしたところ、50代で26%、40代で35.5%、30代で46.8%、20代で41.3%が「現在及び将来的にはフリーランスとして独立したい」と回答した。
フリーランスとして独立を検討しているエンジニアは、50代は3割未満、20〜40代については5割未満にとどまる結果となった。その要因として、フリーランスになる事の不安要素に継続して仕事があるか分からない、収入が不安定であるという回答が多く挙げられ、また自分の年齢では仕事が見つかりにくいといった回答も一定数あった。
フリーランス化支援プログラムがあった場合、受講への興味を調査したところ、年代問わず約8割のITエンジニアが「利用してみたい」と回答した。調査結果から、多くのITエンジニアがフリーランス化に興味を持っており、機会があれば検討したいと考えていることが明らかになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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