HRプラットフォーム「Track」を提供するギブリーは、DXリテラシー認定試験「デジタルスキルパスポート」の企業向け無料受験キャンペーンを3月末まで実施することを2月1日に発表した。
「デジタルスキルパスポート」は、経済産業省が策定した「デジタルスキル標準」に基づいた試験内容が提供される。企業が「デジタルスキルパスポート」を活用することで、DX推進を阻む要因の一つである「人材像の定義・評価基準がない」という課題を解消でき、DXを推進する人材の育成計画やキャリアプランの策定を促進することが可能となる。
同社は、昨年10月より新たに、DXを推進する人材に必要な全てのスキルを測定できる「デジタルスキルパスポート」の提供を開始した。
「デジタルスキルパスポート」受験後に発行される結果レポートでは、同業界や勤続年数などのセグメントにおいて受験者がどのくらいのスキルレベルを所持しているのかの相対位置を把握することが可能となっている。
デジタルスキルパスポート試験は、全てのビジネスパーソン向けのLv.1と、DXを推進する人材に求められる共通スキルを測るLv.2にて構成されている。また、急速に浸透する生成AI領域にも対応しており、生成AIの概論や、実務で活用するうえで必要なモラル、プロンプトエンジニアリングなどの実践的な問題が含まれている。生成AI領域だけを抽出してスコアやレポートを確認することができ、受験者の生成AIスキルを可視化することが可能。
同社では、国内の法人企業に入社予定の内定者及び企業に属する従業員に対して、通常1受験ライセンス6000円〜8000円のデジタルスキルパスポート試験Lv.1、または Lv.2の受講ライセンスを1社20受験アカウントまで無料で発行を行うキャンペーンが実施される。申し込み期間は、2月1日〜2月29日。利用期間は、2月1日〜3月31日までとなっている。
同キャンペーンでは、総受験者数100万人規模の受験データを集めることで、より信憑性のある統計から受験者の評価ができる状態を目指している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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