米GitLabは、GitリポジトリマネージャGitLabの最新バージョンとなる「GitLab 16.10」を、3月21日(現地時間)にリリースした。
GitLab 16.10では、公開されたコンポーネント間で一貫した動作を強制すべく、CI/CDカタログに公開されるコンポーネントに対して、セマンティックバージョニングを強制するようになっており、コンポーネントを公開する場合はセマンティックバージョニング標準に従って、3桁のタグを使用する必要がある。
また、APIを使用してプロジェクト、グループ、インスタンスのGitLab Duo AI機能を無効化できるようになったほか、新しいページの作成や既存のページの変更を効率化することが可能なまったく新しいWikiテンプレートの導入、ClickHouseを使用した高度な分析への対応、すべてのGitLab DedicatedインスタンスにおけるGitLab PagesとAdvanced Searchが有効化されるとともに、CIランナのトラフィックをGeoセカンダリサイトにオフロードできるようになった。
ほかにも、Webhook構成においてカスタムペイロードテンプレートを設定可能になるとともに、Google ChatにおいてGitLabオブジェクトのスレッド通知がデフォルトで有効になるなど、数多くの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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