almaは、同社の提供するインサイトマネジメントSaaS「Centou」において、インサイトの分析に特化した機能「分析モード」を5月27日にリリースした。
本記事は、ProductZineニュースからの転載です(元記事)。
今回リリースされた分析モードは、「ユーザーの声を鵜呑みにしない探偵的分析フロー」と「データベース用ビューと分析用ビューの自由な切り替え」の2点が特徴となっている。これらの特徴によって、正確な分析とスピーディな分析、チームへの共有のしやすさの両立を実現した。
「ユーザーの声を鵜呑みにしない探偵的分析フロー」としては、多くのファクト(要素)を整理しつつ具体と抽象を複雑に行き来して、ユーザーの本来的な欲求や願望、課題を明らかにするという、あたかも証拠を集めつつ真実へと辿り着く探偵のようなユーザインサイトの分析プロセスを採用している。Centouでは、スムーズなグルーピング体験によってファクトからインサイトまでを正確かつ効率的に分析することによって、既存のツールでは行いにくかった「探偵的な分析プロセス」の実現を可能にした。
なお、グルーピングは1度だけでなく何度でも実施できるので、ファクトからインサイトへの論理関係を明確にしつつ、バイアスや論理の飛躍を避けた分析が可能となっている。無制限かつ直感的なグルーピングを通じて、表面的で単なる抽象化に留まらないより本質的なインサイトを導き出せる。
「データベース用ビューと分析用ビューの自由な切り替え」では、これまでのツールが抱えていた「分析はできるものの、他の人が見てもプロセスも結論もわかりにくい」「分析プロセスと結果でツールが分断されて、結果と根拠とプロセスが一貫してわからない」といった課題について、Centouでは自由に配置可能な分析モードと、データベースライクな通常モードを切り替えることで、柔軟で自由な発想とデータの探しやすさ・見やすさの両立を実現した。
Centouは、ユーザー起点の事業成長を支えるインサイトマネジメントSaaSであり、ユーザーインタビューなどのデータをはじめ、顧客要望やアンケート、SNSといった、あらゆるユーザーデータを蓄積・分析・可視化できる。「施策の打率の低さ」「意思決定スピードの遅さ」「過去に既に行ったリサーチを再度行ってしまう」といった、インサイト管理によって発生する悩みを解決し、ユーザー起点での事業成長を実現する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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