CodeZineを運営する翔泳社より、6月24日(月)に書籍『爆速Python』が発売となりました。
機械学習やデータ分析、アプリ開発やWeb制作など様々な用途に使われているPythonですが、その惜しい点の1つに処理速度の遅さがあります。
その欠点を覆し、高速な処理を実現するため、本書ではマシン性能を上げることに頼らず、Pythonのパフォーマンスを引き出しながら爆速で動くアプリケーションの記述方法を解説します。
組み込み機能、スレッディング特性、CPythonのグローバルインタプリタロック(GIL)、さらにCythonへの移行やGPUの利用まで、多様なアプローチを紹介し、Pythonを高速化しましょう。
Pythonの処理速度を上げたいと願ってやまないエンジニアの皆さん、ぜひ本書をお試しください。
目次
Part 1 基礎的なアプローチ
Chapter 1 データ処理の効率化が急がれている
Chapter 2 組み込み機能のパフォーマンスを最大限に引き出す
Chapter 3 並行性、並列性、非同期処理
Chapter 4 ハイパフォーマンスなNumPy
Part 2 ハードウェア
Chapter 5 Cythonを使って重要なコードを再実装する
Chapter 6 メモリ階層、ストレージ、ネットワーク
Part 3 現代のデータ処理のためのアプリケーションとライブラリ
Chapter 7 ハイパフォーマンスなpandasとApache Arrow
Chapter 8 ビッグデータの格納
Part 4 高度なトピック
Chapter 9 GPUコンピューティングを使ったデータ分析
Chapter 10 Daskを使ったビッグデータの分析
付録A 環境のセットアップ
付録B Numbaを使って効率的な低レベルコードを生成する
※本書は『Fast Python: High performance techniques for large datasets』の邦訳です。
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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