ベンドは、同社の運営する「スキルアップ研究所」が、20代以上の社会人でIT業界への転職経験がある人を対象に実施した、「文系出身者のIT業界勤務に関する実態調査」の結果を6月7日に発表した。同調査は、5月4日〜11日の期間に行われ、102名から回答を得ている。
調査対象者に、文理によるITエンジニアの年収格差はどのくらいだと感じるかを尋ねたところ、「0〜50万円」が49.9%でもっとも多かった。また、約8割の人が文理間の年収の差は150万円以下と答えている。
文理によるITエンジニアの昇進スピードは差があると思うかを尋ねた質問では、「文理は関係ない」(54.9%)が最多となった。一方で、「理系の方が早い」という回答も40.2%に達しており、ITエンジニアとしては理系の方が能力が高い傾向にあるといえる。
IT業界で働こうと思った理由としては(複数回答)、「人材需要が高く、高年収が期待できると思ったから」が文理ともにもっとも多く、文系では7割近く、理系でも4割超を占めている。また、文系出身者では「行きたい企業があったから」という回答も多かった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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