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8割超がデータ連携に課題 BizteX、SaaSのデータ連携に関する実態調査を発表

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 BizteXは、SaaS利用企業においてITサービスの導入・選定にかかわる業務を担当している人を対象に実施した、企業におけるSaaSのデータ連携に関する実態調査の結果を、6月13日に発表した。同調査は、2月21日〜22日の期間に行われ、536名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、勤務先の企業でデータ連携にどのような課題があるかを尋ねたところ(複数回答)、「問題ない」(8.2%)と「わからない・答えたくない」(4.9%)を合わせた割合は13.1%に留まり、86.9%がデータ連携に何らかの課題を感じていることがわかった。具体的な課題の内容としては、「部門ごとに異なるSaaSを利用しているため、部門間のデータ連携ができていない」(39.9%)がもっとも多く、以下「データ連携が複雑化し、全体像を把握できない」(35.4%)、「異なるSaaS間でのデータやステータス管理の一元化・同期ができていない」(35.3%)が続いている。

 データ連携の方法を尋ねた質問(複数回答)では、「iPaaSもしくは同様の機能」(47.9%)、「スクラッチ開発したプログラム」(46.5%)が上位となった。しかしながら、「CSVのエクスポート/インポートなどによって手動で連携している」という回答も26.7%に達している。企業規模別でみると、従業員数が200名未満の企業と1000名以上の企業では「iPaaSもしくは同様の機能」が最多となった。一方、200名以上500名未満の企業と500名以上1000名未満の企業では「スクラッチ開発したプログラム」がもっとも多い。また、200名未満の企業では「データ連携をしていない」という回答の割合が、200名以上の企業を上回った。

 iPaaSまたは同様の機能を利用していない企業に勤務している人に、iPaaSの導入を検討しているかを尋ねたところ、「具体的に導入に向けて検討している」と「導入時期は未定だが検討している」を合わせた割合が54.9%に達している。企業規模別でみると、200名未満の企業では「具体的に導入に向けて検討している」と「導入時期は未定だが検討している」を合わせた割合が39.7%に留まった。

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