米Appleは、同社の開発するプログラミング言語「Swift」のプロジェクトを、専用のGitHub Organizationへ移行することを、6月10日(現地時間)に発表した。
Swift専用GitHub Organizationへの移行は、混乱を最小限に抑えつつ、今後数週間から数か月をかけて段階的に行われる。移行当初のSwift専用GitHub Organizationには、Swiftプロジェクトのための以下のような基本要素が含まれる。
- コンパイラとコアツール
- 標準ライブラリとコアAPI
- サンプル
- Swift.orgのウェブサイト
- 公式クライアント、ドライバ、その他のパッケージ(近日公開予定)
さらに今後、以下のような取り組みを進めていく。
- 新しいプロジェクトを組織に統合し、成熟サイクルを成功に導く方法の検討
- GitHub Teamやその他のツールを活用した貢献者ベースの拡大、およびコミッタの役割の明確な定義
- 継続的インテグレーション(CI)サポートの拡張および強化による、Swiftとそのすべてのコンポーネントがあらゆるユースケースで十分にテストされ、本番環境に対応したプログラミング言語であることの保証
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です