東陽テクニカは、米Spirent Communications製の次世代ネットワークパフォーマンステスタ「Spirent TestCenter」の新たなテストソリューションとして、「Spirent TestCenter 400G AI/MLネットワークインフラ・テストソリューション」の販売を、6月12日に開始した。
同ソリューションは、AI/機械学習向けデータセンターネットワークのテストに適した、ロスレスイーサネット専用テストソリューション。
「TestCenter A1 400Gアプライアンス」上で実行され、RoCE(RDMA over Converged Ethernet)v2をトランスポートとして使用し、AI環境向けの高密度400G GPUワークロードをエミュレーションする。GPUサーバを導入する必要がないのでコストや消費電力を抑えられ、既存のテスト環境でイーサネットファブリックのテストが可能になる。
操作性の高いプラットフォームによって、再現性のある試験を簡単に実施でき、AI独自のテストの複雑さを軽減するとともに、AI独自のテストとルーティング/スイッチングテストを同時に実施することが可能となっている。
本体には、400GbE×16ポートを搭載し、すべての400GbEポートでAI/機械学習のテストができる。RoCEv2、PFC(Priority-based Flow Control)、ECN(Explicit Congestion Notification)を駆使してロスレスネットワークを実現し、CCL JCT(Job Completion Time:ジョブ完了時間) ResultやCCL Tail Latency Resultといった独自カウンタを備えている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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