開発者向けのツール集であるDevToysの開発チームは、Windowsに加えて新たにmacOS、Linuxでも利用可能になった最新バージョン「DevToys 2.0.1」のプレビュー版を、6月11日(現地時間)に公開している。
DevToysの開発チームは、空き時間に作業を行っていることから、ユーザーから寄せられる新たなツールの提案に、開発が追いつかなくなりつつあった。また、DevToys 1.0においてXAMLを使用したことで、潜在的なコントリビュータが遠ざかっていた。
今回、プレビュー版が公開されたDevToys 2.0.1では、これらの問題に対処すべく拡張機能の概念を導入している。拡張機能は、DevToysの新たなツールを開発・追加できるようにする小さなプラグインであり、開発者によるより多くのツール開発を促進する。あわせて、XAMLの知識が必要ない、使いやすいSDKが公開されている。
さらに同日には、拡張機能としてPNG圧縮ツールが利用可能になった。
ほかにも、DevToys用のコマンドラインアプリが開発され、ターミナルからDevToysを実行してCI/CDパイプラインやGUIのない環境でも使用できるようになるなど、さまざまな機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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