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DX導入の課題は「DXプロデューサー不足」「費用対効果が見えない」が上位に AKKODiSが調査

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 AKKODiSコンサルティングは、従業員300名以上の企業に勤務する経営層と課長クラスを対象に実施した、「自社内のDXへの取り組み状況や課題」に関する調査の結果を6月19日に発表した。同調査は、3月13日〜15日の期間に行われ、1060名から回答を得ている。

 調査結果によれば、調査対象者の勤務する企業におけるDXの取り組み状況は、「実行段階」が68%、「計画段階」が12%だった。また、「今後取り組む予定ではあるが、具体的な計画はない」という回答が約20%を占めている。

DXの取り組み状況
DXの取り組み状況

 DX導入の目的としては、「業務効率化/省人化」「コスト削減」「売上拡大」「基幹システムの刷新、再構築」が上位を占めた。DX導入の目的を、経営陣と課長クラスおよび実行段階と計画段階で比較した場合でも、同様の結果となっている。

DX導入の目的
DX導入の目的

 「DX導入の目的」について、優先順位を1位とした項目を分析すると、「業務効率化/省人化」がもっとも多く、「売上拡大」がそれに続いた。一方で、「コスト削減」を1位に挙げる企業は15%に留まっている。

DX導入の目的(1位の割合)
DX導入の目的(1位の割合)

 DXを導入する上で、不足している人材を尋ねた質問では、「DXの企画・推進・普及ができる人材(プロデューサー)」という回答が経営層、課長クラスともに非常に多い。

DX導入時に不足している人材
DX導入時に不足している人材

 DX導入における課題としては、「費用対効果が不明確」「コストの高さ」が上位となった。また、「推進方法が不明確」「データ整備の負担」「エンジニア、プランナーがいない」といった、具体的な課題に直面していることも明らかになっている。

DX導入の課題
DX導入の課題
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