米Deno Landは、オープンソースのJavaScript/TypeScriptランタイム環境であるDenoの最新バージョンとなる、「Deno 1.45」を7月11日(現地時間)にリリースした。
Deno 1.45では、ワークスペースとMonorepoのサポートが追加されている。Denoワークスペースにて内部にnpmパッケージを配置できるほか、npmワークスペースへのDenoパッケージの配置も可能になっている。
あわせて、Node-APIサポートが完全に刷新され既存のパッケージに関連する問題の多くが修正されるとともに、Node.jsの互換性が改善された。
ほかにも、ロックファイルの動作を制御する--frozenフラグの追加、deno installにおける動作の変更、JSRに公開されるプロジェクトを迅速に開始できるdeno init --libの追加、deno vendorの廃止、deno testにおける__tests__ディレクトリの下にあるファイルを自動的に検出してテストを実行可能な機能の追加など、数多くの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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