ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC2025」が7月22日〜24日に開催、1月6日からセッション講演者の公募を開始

　コンピュータエンターテインメント協会（CESA）は、国内最大級のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「CEDEC（Computer Entertainment Developers Conference）2025」の開催概要を、12月16日に発表した。

　「CEDEC2025」は、例年よりも1か月早い2025年7月22日〜24日の期間に、現地会場のパシフィコ横浜ノース（神奈川県横浜市）とオンラインのハイブリッドで開催される。また、それに先だって2025年1月6日〜2月17日10時（予定）の期間、「CEDEC2025」の公式Webサイトにてセッション講演者を公募する。公募採択結果は、2025年3月中下旬に通知される。

　「CEDEC2024」は、「エンカウント」をテーマに掲げて、技術の共有と参加者同士の交流を通じて新たな発想を生み出す場として開催された。「CEDEC2025」では、「楽しさ」というゲーム開発の本質的な価値を革新して、これまでにないゲーム体験や文化の創造を目指して、テーマを「Innovating Fun」としている。

　なお、受講パスの販売時期などは未定で、決まり次第「CEDEC2025」の公式Webサイトなどで発表される。

　そのほか、今回の「CEDEC2025」開催概要発表にあわせて、CEDEC運営委員会はゲーム開発に関わるさまざまな技術における最新動向と、近い将来に活用される可能性のある技術などを編纂した「CEDEC ゲーム開発技術ロードマップ 2024年度版」を公開した。同ロードマップでは、CEDECでのセッションの傾向などから近い将来のゲーム開発において重要と思われる技術テーマを選出し、簡潔かつわかりやすい表現で概要をいち早く理解し、調査、研究、議論に活用できる内容となっている。